愛知東邦大学

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TOHO Learning House

寮長として、みんなで支えあう新しいリーダー像の実践と挑戦

キャンパスライフ2023.05.16

経営学部地域ビジネス学科 2022年度入学

永川 友将

今年からTOHOLearningHouseの新寮長となった永川さん。6人1部屋の共同生活と一般のお客様が宿泊可能なゲストハウスを寮生が運営する日本初の学生寮の新寮長としての考え方やスタイル、寮での生活、そして将来についてお聞きしました。
自ら「リーダーシップがない」という永川さんですが、どんなリーダーとして活動していくのでしょうか、是非インタビューをご覧ください。

仲間同士で支えあう寮長として

-永川さんこんにちは!今年からTOHOLearningHouseの新寮長になられたということで、今日はその辺りから色々聞いていきたいのですが、寮長になったきっかけなど教えてください。
こんにちは!宜しくお願いします!
そうですね、寮長…3年生がいないという状況で全員が割とバランスを取る感じのメンバーだったので、最初は正直みんな遠慮してました(笑)
就職活動もあるし、慣例的に4年生が寮長をやるっていう前例も無かったので、どうしよう??って言う感じで…。
それで、自分にはリーダーシップがあるわけじゃないんですけど、みんなに支えてもらいながらであればって感じで寮長に挑戦することにしました。  

-永川さんはいつも寮生活での様子を見ていると バランスやお互いを尊重するっていうことを大切にされているなと思ってますが、確かに「リーダー!!」という感じではないですよね。  
元々寮でも色々な企画とかのファシリテーションをメインでやってますが、例えば 寮生活とか 問題ごと共有して みんなでどうするっていう解決することが多いです。
1人で決めるっていうよりは 今の学年はお互いに協力しあって決めることが今までの先輩とかに比べて多いかなって思います。 

-なるほど、普段から自分の中でファシリテーション力を大事にしようと意識されてるのでしょうか。
自分自身どちらかというとリーダシップを発揮するというより、支えることの方が得意だと感じてるのでそういうやり方を常に意識をしています。
 
―ということは、そのスタイルで「寮長」って新しいリーダー像ですよね。
そうですね笑、そうかもしれません。
引っ張っていこうという意識よりも助け合うというか、実際去年もそうでしたので、(去年は同学年の山本羽珠さんが寮長)支えあうような関係性でやってますね。
 
 -それが今の4年生世代の最適解ということですよね。私からみるとそれは永川さんの強みだと言えるんですけど、自分で自覚というか気付きだしたのはいつ頃からなんでしょう。
自分も支えながらみんなにも支えてもらうっていうスタイルだと思うんですが、大学入ってから自分にはリーダーが向いていないなと思っていたので、始めから支える側というか、自分が出来ることは何かを考えて動く感じでした。  

―有難うございます。面白いですね、自分たちなりの新しいスタイルで組織を運営しているんだなということが良く分かりました。

詳しくはこちら
前寮長の山本羽珠さんのTOHO Storiesはこちらから

入寮のきっかけと寮生活

-先に寮長になった経緯などをお聞きしましたが、そもそも入寮しようと思ったきっかけはどうなんでしょうか。
元々、自分で自立していきたいな っていう思いがありました。
一人暮らしだとなかなかハードルが高かったりとか、親の負担もちょっと増えてしまうということもあってTOHOLearningHouseだったら金銭的にも、自立っていう意味でもちょうどいいのかなと感じて入寮を決めました。

―入寮当初、入ってみてどうでしたか?
想像していた状況と全く違う、コロナウィルスでの自粛が始まってしまって、寮活動もゲストハウスも全く出来なくなってしまったので、何も出来ないって状況が続いてしまいましたね(2020年2月から一般宿泊者向けのゲストハウスの営業を2021年の7月まで停止していました) 。
1年目はそんな感じだったんですけど、2年生の途中からは感染対策をした上でゲストハウスを稼働させるっていう流れを大学と協議、調整したりという動きが出てきました。  
ゲストハウスの再稼働にあたって、例えばお客さんでコロナが出た時の対応をどうするかとかそういうた マニュアルを作っていくといったものとかやるので、結構手探り状態だったんですけれども新しいチャレンジっていう感じで取り組むことが出来ました。
大変だったんですけど特別な経験だったなと今であればそう思えますね。  

―そうですね、コロナの影響で何も出来なかった時期は本当に大学側としても申し訳ないなという時期でしたね。では寮生活のことをお聞きしたいんですが、これが楽しいなと感じることはどんなことでしょうか。 
特に挙げるとすれば、中国からの留学生の皆さんとの共同生活ですね。
1年 近く一緒に住ませてもらっでますが、文化が全然違うんで驚きとか発見がすごく楽しかったりします。
例えば冗談がなかなか通じない時とかにそれを伝えるのが面白かったりとか、中国だと料理にコーラを入れるんだよとか(笑)
カルチャーショックですね(笑)
卒業しても連絡を取ったりとか結構付き合いがあって、 就職が決まったら中国に行けたらいいなと思ってるんです。

―元々、国際的な交流に興味があったんですか?
いやそんなことはなくて、やはりラーニングハウスでの生活を通して興味を持ったっていう感じですね。

―そうですよね、当初は「海外に」という話はされてなかったですよね。いつも寮での生活をみていると、普段割と大人しいけど、めちゃくちゃ楽しそうですよね。

そうですね、本当に良い友人、仲間に出会えてるなと思います。
一生付き合っていけるって言えるような。社会人になっても繋がっていける関係かなと思ってます。
 
―それは大学の関係者としてもすごく嬉しい言葉です!コロナがあって薄くなりがちな人間関係の中で逆にラーニングハウスに 入ってなかったらどうなってたと思いますか?  

自分は友達を作ることも苦手な部分があるので、 あまり社交的でもないんで、ラーニングハウスっていう場所での関わりが無かったら本当に何もできない、やらない学生生活だったんだろうなって思います(笑)

―今年は何をやりたいですか?

今年は特に滅茶苦茶時間が過ぎるのが早くて、もう2ヶ月過ぎちゃってるんですけど、今まで出来てなかった地域のお祭りや認知症カフェとか先輩方がされてきた活動を復活させられたらなと思ってます。

―それはすごく嬉しいですね、有難うございます!でも正直今までお祭りとか好きなタイプでした?

いや全く(笑)
用意とか色々面倒だなって思うタイプでしたが、5月14日(日)も学生会のお手伝いで名東区民祭りのサポートに参加する予定です。
そういうところで体験しておいて、自分達が出店する地域の祭りとかの参考にしていこうかなと思っています。

―良いですね!これまで出来なかった分すごくアクティブですね! ゲストハウスの話になるんですけど ゲストハウスの通常業務の他にご自身が担当のお仕事とかはあるのでしょうか。
接客などの通常業務の他に消耗品管理やチェックなどが担当です。
細かい業務ですが楽しいんです。
結構管理とか大変なんですけど、それ含めて楽しいなと思ってます。
他には特にゲストハウスのお客様との交流ですね、海外からのお客様が増えてきていて何気ない交流が楽しくて、やっぱり海外行きたいなーって思いますね。

詳しくはこちら
TOHOLearningHouseの紹介ページ

影響を受けた先輩と将来について


―それはすごく嬉しいですね、有難うございます!でも正直今までお祭りとか好きなタイプでした?
いや全く(笑)
用意とか色々面倒だなって思うタイプでしたが、5月14日(日)も学生会のお手伝いで名東区民祭りのサポートに参加する予定です。
そういうところで体験しておいて、自分達が出店する地域の祭りとかの参考にしていこうかなと思っています。

―良いですね!これまで出来なかった分すごくアクティブですね! ゲストハウスの話になるんですけど ゲストハウスの通常業務の他にご自身が担当のお仕事とかはあるのでしょうか。
接客などの通常業務の他に消耗品管理やチェックなどが担当です。
細かい業務ですが楽しいんです。
結構管理とか大変なんですけど、それ含めて楽しいなと思ってます。
他には特にゲストハウスのお客様との交流ですね、海外からのお客様が増えてきていて何気ない交流が楽しくて、やっぱり海外行きたいなーって思いますね。

-TOHOLearningHouseの生活の中で影響受けた先輩はみえるんでしょうか。
やっぱり一緒の部屋だった末廣さんですね、将来が結構不安な状態でも今何が必要かって考えて切替て「よし!始めよう」って、一歩がすごいなと思ってます。
教員採用をめざしつつも、さらに大学院に行こう!とか、アメリカにコロナの影響で行けなくなっちゃったからアパレル関係の会社を起業しようとか、すぐそういう次の行動とかが出来るのは本当に刺激になりましたし、尊敬してますね。

―末廣さん、確かに行動力というか瞬発力、継続力もある先輩でしたね。ではそうした出会いも含めて、TOHOLearningHouseを4年前の自分にもう一度薦めますか?
そうですね、1年目2年目は色々大変なことが多かったんですけど、3年生になってからを考えると自分の中でも成長できたんじゃないかな?と感じられる部分があるので入って良かったと思います。
今入ってきてくれた1年生も多分馴染んでくれているように思うので、そこはすごく嬉しいですし、自分としても改めて良い経験だなと思っています。
なのでお薦めしますね!

―良かったです!来年の新入生からの入寮者も絶賛募集中ですよね。
そうですね、遠方の方や県内の方でも1人暮らしを考えているのであれば、是非オープンキャンパスでお話したいですし、ゲストハウスに泊まって頂きたいですね!

―ありがとうございます、大学では経営学部生としてどんなことを学ばれてるのですか?就職活動もあるわけですが・・・
大学ではビジネスは勿論なのですが、エネルギー関係の企業さんの研究を通して地域の安全や活性化を考えたりすることをメインに学んでいます。
元々東日本大震災をきっかけにエネルギー問題に興味を持ったのですが、企業さんの取材などもさせてもらって、今の就職活動もエネルギー関連で考えています。
エネルギー問題は地域の活性化や連携にも繋がっていくのでラーニングハウスで学んでいる地域コミュニティとの関係を築いていく経験がそのまま役に立つなと考えています。

―なるほど、大学の学びとラーニングハウスでの学びを繋げて・・・というのは寮生の大きなテーマですが、それを実践されてるということですね。
そうですね、簡単ではないんですが(笑)

―卒業研究が完成したら見せてくださいね! インタビュー有難うございました、また寮での取り組みについて取材に行きますから宜しくお願いしますね!
はい!ありがとうございます、お願いします!


詳しくはこちら
末廣さんの記事についてはコチラから

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