愛知東邦大学

経営学部

教育内容・特色

これからの時代に必要なのは、AI などのデジタルツールをビジネスと社会に活かす知恵。
経営学部では文系理系を超えた次世代ビジネスを実践的に学びます。

POINT

時代に対応できる⼒を⾝につける

これから先の50年、DX(デジタルトランスフォーメーション)やAI(⼈⼯知能)の発達で世界がデジタル化し、⽂系と理系が融合した「⽂理融合時代」が到来します。経営学部はこの⽂理融合の視点で学部を構成。時代に対応できる知識と知恵、そしてどんなビジネスにおいても活⽤できるスキルを⾝につけられる科⽬を⽤意しています。

学部概要

現代社会の問題をビジネスで解決する

問題解決型の実践的学問「経営学」

経営学は、現実社会にある問題に対して課題を⾒つけ、どうやって解決できるのかを考える学問です。

⾝につけられる3つの⼒

これからの時代のビジネスで必要になる情報プレゼン⼒、情報・技術選択⼒、企画構想⼒を⾝につけることで、様々な就職先で活かすことができるほか、就職活動にもメリットをもたらします。

入学後の1年間を、学科選びの基礎に

将来のビジョンを描きながら経営学を学んでほしいという想いから、学科を選ばず学部として受験をする「学部一括入試」を採用。1年次の学びを経て、2年次に2つの学科から選択をします。

授業紹介

地域ビジネス学科

地域の課題を解決し、発展へと導く
地域ビジネス学科では、プロジェクト型授業で地域社会や企業と協働して地域の活性化について学び、ビジネスで地元を盛り上げられる⼈材を育成します。

学生が修得すべき知識
中部圏の歴史・経済・社会・文化・生活・企業に関する知識
学生が修得すべき能力
会話力・企画提案力・問題解決力・プレゼンテーション力

●地域活性化に関する科目群
地域振興論 / 地域資源探求 / 地域ビジネス特講 / スポーツビジネス / 都市開発論 など

●プロジェクト型授業
地域や企業と連携したテーマ学習で実践力を鍛え、知恵と経験を養います

学生が主体となって、地域のコミュニティや企業とプロジェクトを組み、課題解決に取り組む授業の一例を紹介します。

知育玩具メーカー「ジナゾル」とのプロジェクト

知育玩具を開発・販売する株式会社ZINAZOLとの共同プロジェクト。文字が刻印されたパズル玩具を使い、学生の観点から「遊び方」を考えて実践し、その様子を動画コンテンツとして制作しました。

Voice地域ビジネス学科 3年生

“ZINAZOLを多くの人に広める”をミッションとして始まりました。PR方法は、手軽に誰でも見れるようにYouTube動画の制作に決め、ターゲット層や動画の内容、撮影、編集などを行いました。私たちのグループはオリジナルキャラクターを作り、そのキャラクターが遊び方を紹介する子ども向けの動画を制作しました。少人数のグループで進めていくため受け身の姿勢ではプロジェクトが進みません。そのため、主体的な行動力が身につきました。自分たちのやりたいことよりも、まずは発信したい相手や企業側の視点に立って考える経験は、プロジェクト型授業でしか味わえません。また、社会との関わりを持てた経験は、自分の将来と向き合うきっかけにもなりました。


あいち学生ドライブスタンプラリー
コンテスト2021優秀賞受賞

「学生の新たな視点によるドライブ観光情報の発信と地域活性化」を目的として開催されるコンテストにて、「家族で作る3楽ドライブ~思い出に残る南知多・常滑巡り~」を企画し、優秀賞を受賞しました。

Voice地域ビジネス学科 4年生

私が所属している宮本佳範先生のゼミでは、観光について学び、様々なコンテストに挑戦をします。私たちのグループは「家族で作る3楽ドライブ~思い出に残る南知多・常滑巡り~」で優秀賞を頂きました。まずはテーマやターゲット層を決め、移動距離から運転のしやすい道路まで、様々な角度から意見を出し合いました。その後、場所やルート、スタンプのスポットをまとめて発表をしました。今までの授業やゼミで行ったプレゼン発表の経験が、プレゼン審査の時に大いに役立ちました。そして、最初に自分たちで決めたコンセプトからぶれずに進められたことが優秀賞の決め手となりました。外部のコンテストへの応募はプレッシャーに感じる時もありますが、評価される経験や他大学グループから刺激を受けられる貴重な機会です。


高大連携企画「空手道部PRコンテンツ」制作

空手道のPR促進を目的とした高大連携企画。東邦高校空手道部への取材、撮影、インタビューを実施し、デザインの立案や編集を行い、PRポスター・動画を制作しました。

Voice地域ビジネス学科 3年生

空手道部を盛り上げてほしいと東邦高等学校からの依頼でスタートし、私は動画制作を行いました。まずは空手道を学ぶことからスタートし、どう工夫すれば私のような未経験にも魅力が伝わるか考えました。撮影では光の角度などを細かく調整し、編集時にはテロップの出るタイミングまで細かく調整しました。同じ授業の中には先輩学生もいます。自分とは視点が違う考え方に良い意味でプレッシャーを感じ、刺激を受けました。自分の意見を持つ大切さはもちろんのこと、チームで動いていくには傾聴力が最も必要だと学びました。実践型の授業では、技術や経験に留まらず、社会に出た時に必要とされる力を身に付けることができます。


地域と連携した授業・活動報告会

東邦プロジェクトや演習活動、課外活動等において実施されている地域と連携した授業や活動を紹介する報告会です。コンテスト形式になっており、この1年どんな取り組みをしたか、学生がプレゼンをします。2013年度から開かれており、毎年恒例行事となっています。

Voice地域ビジネス学科 4年生

私は東邦プロジェクトで行った地元企業商品のパッケージデザインをした経験や、専門プロジェクトの中で学んだ地域の観光PRを目的としたInstagramのプロモーション活用について発表しました。地域と連携していれば発表内容も自由で、他学部の学生の参加や学外での活動を発表している学生もいました。他の学生のプレゼン力や質疑応答の対応力には驚き、そういった点でも自分も負けてられないなと刺激を受けました。残念ながら受賞には至りませんでしたが、自分の経験を振り返りながらの作業や発表により、自分に自信が持てました。小規模大学だからこそ、誰でも一歩踏み出せば活躍できる場所があります。


グランパスアイデアコンテスト

名古屋グランパス協力のもと、「SDGsのために、名古屋グランパスは、何を、どうするか?」をテーマに学内でコンテストが開催されました。ゼミや自主的に集まった学生がチームになり、それぞれがプレゼン動画を作成し、名古屋グランパスと教員が審査して表彰式が行われました。

Voice地域ビジネス学科 3年生

私が所属しているゼミの手嶋慎介先生からコンテストの詳細を聞き、参加を決めました。同じチームのメンバーとオンライン上で打ち合わせを重ねました。それまで深く考える機会がなかったSDGsを調べ、更にグランパスと結び付けていく作業は大変でしたが、その分受賞が決定した時の喜びはひとしおでした。そして、これまでの学びが生きたと実感でき、普段の授業もこれまで以上に前向きな姿勢で取り組めています。とにかく色々とチャレンジした経験から、プレゼン準備や考え方がレベルアップし、積極的な自分になれました。外部のコンテストにハードルを感じる方は、まず学内コンテストに参加して達成感や楽しさを感じてもらえると思います。


プロジェクトの狙い ー担当教員の声

プロジェクト型授業では“企画するだけ”で終わるのではなく、実際に体感してほしいという想いがあります。例えば、いきなり企業に対して「こんな商品作りませんか?」という提案だと実現はなかなか難しいのが現状です。まずは「こんな遊び方はどうですか?」「今あるものを工夫して、たくさんの人にジナゾルを広めませんか?」という提案にしたところ、学生も現実的に考えることができ、またジナゾルの方からもお褒めの言葉をいただきました。固定概念にとらわれたり、批判されないためのアイデアでは新しいものは生まれません。
私の授業では、まずブレストカードを用いて考え方の練習をするところから始めていきます。学内で完結させるのではなく、社会と繋がっているという感覚は学生のモチベーションに繋がります。
そして、プロジェクト型授業はどう金銭が発生するのか、どのように人々に届くのかを知る機会にもなります。これからもリアルに実感できる仕掛けを作っていきます。
経営学部准教授 谷口正博

国際ビジネス学科

国際感覚を⾝につけた、世界で活躍できる⼈へ
海外研修を通して海外の経済・⽂化・社会を学びグローバルな視野を養うとともに、語学を含むコミュニケーション⼒を⾝につけます。

学生が修得すべき知識
グローバル、特にアジア太平洋地域の経済・文化・社会の知識
学生が修得すべき能力
語学を含むコミュニケーション力、異文化理解力

●グローバル化に関する科目群
グローバルビジネス論 / グローバル問題 / アジアの社会と文化 / ビジネス英語 など

●海外研修プログラム
現地での学習で、異文化理解力やコミュニケーション力を身につけます
アジア圏を中心とした国々へ出向き、現地の企業や大学と連携した様々な研修プログラムを行います。

海外研修プログラム活動例
(3週間のベトナム研修)

現地企業の業務に参加し、市場調査で店舗を訪問。製品の評価をまとめました。日系企業の海外進出のためのコンサル活動として、現地のビジネス慣習をブログにまとめ、配信のサポートを行いました。

2022年 現地研修 カナダ トロント

3週間の間、午前中は語学学校で英語を学び、午後は企業へのインターンという刺激的な毎⽇。現地の⽅に英語でインタビュー調査を⾏い、プレゼンを⾏いました。

教員紹介

愛知東邦大学 経営学部には、様々な分野の研究をしている教員がたくさんいます。

めざせる進路や資格

地域ビジネス学科

めざす進路

一般企業・団体・公務員
起業・事業継承
大学院進学 など

めざす職種

メディアビジネスのコンテンツ企業におけるプランナー、プロデューサー
商社・メーカーの販売管理
不動産デベロッパー
公務員(市役所・警察・消防など)

国際ビジネス学科

めざす進路

一般企業・団体・公務員
国際機関
留学・大学院進学 など

めざす職種

グローバル企業の販売・広報
経済発展が著しい国々での人材開発プロデューサー
アジア人技術者の日本での人材コーディネーター
旅行代理店のプランナー

動画でみる経営学部

信じる力を持って向き合う 〜プロジェクト型授業仕掛け人 手嶋慎介〜

ATU News ~海外研修プログラム独自取材~

研究室訪問 ~経営学部 吉村美路先生~

密着!愛知東邦大学生の1日~経営学部編~

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