愛知東邦大学

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強化指定クラブ

学生コーチとして支え、ホテルマンとして飛躍する

クラブ・サークル2023.06.10

人間健康学部人間健康学科 2020年度入学

牛山 良太

現在、愛知大学野球連盟の1部リーグに所属している、愛知東邦大学硬式野球部、そこで学生コーチとしてチームを支え続けてきた牛山さんにインタビューをしました。
歓喜の1部昇格から約1年、チームの課題や今後、大学での学びと部活の関係について、またご自身の将来についてもお聞きしました。
是非ご覧ください!!

大学野球と学生生活

-牛山さんこんにちは! いつもキャリア支援などでお会いしていましたが、今回はインタビューということで改めて経歴などご紹介をお願いします。
人間健康学部の牛山良太です、 部活は硬式野球部に所属をしております。 愛知県の豊川市出身で小学校の頃から野球をしています。高校は浜松の浜松開誠館です。 野球のポジションは外野手でしたが、大学入学後まもなく怪我が原因で選手を諦めなければならず、現在は学生コーチをしています。 趣味は、釣りとドライブですね。釣りの話を始めると止まらなくなります笑

―細かいところまでありがとうございます!  野球部学生コーチ!ここの経緯の部分は後程お伺いするとして、大学進学後からのお話を伺いたいのですが、1年生の頃はやはり大変だったのでしょうか。
いえ、高校の時から寮だったんで 大学でそんなに困ったことはなかったですね、初めて来る土地だったので どこに何があるかっていうのはわかんなかったんですけど、 何となくで過ごしていました笑  
先輩方も優しくて、当然 時と場合によっては厳しい時はありますけど 本当に良くしてもらってました。  

―人間健康学部ということですが、元々どんなことを学びたくて進学されたのでしょうか。  
元々栄養士の資格を取りたかったんです、スポーツと健康も勿論ですが、その中で「食」に関してすごく興味があったんです。学部では栄養についてのゼミを選択したりしていました。そうしたことも含めてスポーツと健康について、メンタルも含めて幅広く勉強していますね。  学んだことを野球部にも活かせる点が多くありますので大きな糧になっています。

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人間健康学部の学びについてはこちらから。

怪我と学生コーチへの転身

―それでは野球部について詳しく聞いていきたいのですが、怪我をされて学生コーチにということですが、この辺りからお聞きしたいと思います。肩の怪我でしたよね・・・
そうですね、入学してからすぐに肩の怪我をして、手術をしても完治するかは分からないと言われ、悩んだ末に学生コーチになろうと決心しました。今もリハビリには行ってるんで少しづつよくはなってきてはいますが、やっぱり負荷をかければ肩が外れてしまうので・・・

― 深刻な怪我になってしまってそこから学生コーチに、当然悩みますよね、野球を辞めようとかは思わなかったのでしょうか。
辞めるっていう選択肢は無かったですね、野球が好きだったので。

―その辺りのメンタルが強いというか、すごくポジティブですよね。
学生コーチになってみてからはどうだったんでしょうか、伝えるということで難しい面などはあったのでしょうか。

最初は難しかったです、選手の時と比べてやっぱり、見る視点が変わるというか選手の時は見えてなかったことがまず第一に視野に入ってきて「こうすればいいな」っていうこととかは増えました。
伝える上で難しいことは本当にざっくりなんですけど、例えば、捕球態勢からスローイングまでどれだけ早くできるか等、自分が体で覚えてることを他の選手に言葉でどこを意識しているかとかそれをどう伝えるのかなっていうことが難しかったですし、今でも色々と考え続けてますね。

―なるほど、言語化が難しいっていうことですね。1年生の時から学生コーチになられたわけですが、先輩に言っていかなきゃいけない場面が初めは多かったと思いますが、難しさとかはどうだったのでしょうか。
 学生コーチなんで聞いてくれることがあるんですけど、やはり自分の意見に対して選手も考えがあるので当然ぶつかることはありました。ただ、その辺りは先輩方も自分の立場を理解してくれているので、尊重して聞いてもらってたという感じでしたね。

―先輩と同輩、後輩それぞれ伝え方の難しさがあると思うのですが、同輩、後輩に対してはどんな配慮をされてますか?
一番気を遣うのは同輩ですね、それぞれの考えとか良く分かってる分言い難いなという点はあります。先輩は学生野球の期間が少しだからっていうことで、やってもらわないと困るっていう考えがまずあって、後輩はどうにかして先輩についてこないとレギュラーに上がれないっていうことがあったんでそういう心持でこちらも接するようにしてます。

―では大学野球での一番の喜びについては・・・
勿論愛知大学野球連盟1部リーグ昇格ですね!
全員で喜びを爆発させました。最高の経験ですね。

―その後1部リーグで今年度も戦っていますが、やはり厳しさを感じているのでしょうか。
そうですね 1部に上がってやはり選手の層の厚さであったり総合力など、2部では体感しなかったような難しさがありますね。
特に2部と1部ではデータの分析力も変わってくるんで、自分も動画見て傾向っていうのは頭に入れておくんですけど、データ班がその辺りはかなり詳しく分析してくれています。

―データはどこまで取られるんでしょうか
 データ班はもう毎試合全部行って、投手の癖から、カウントであったりファール後に、どれぐらいで投げたとか、セットモーション、1番から9番までの打撃方向とか本当に全部ですね。
どこのチームもやってることなのですが、本当にそこが重要になってきます。言ってみればコンディショニングまでもデータで重要になってきている時代なので。

―そういった中で人間健康学部での学びはどう活かされてるのでしょうか。
そうですね、大学での学びは心理とかそれを含めたコンディショニングとかを活かしているかなと思います。
選手は特にトレーニング方法なんかを活かしていたりもしますね。

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2023年度硬式野球部春季リーグについての記事はこちらから。

尊敬出来る同期と将来について

―部内での雰囲気というか良さそうに見えますが、同学年でもお互いを尊重しあってるようにすごく感じるのですが、 衝突したりすることや、でもやっぱり凄いなっていうのはどんな点があるのでしょうか。
そうですね、当然衝突は良い意味でありますが、やはり選手からサポートする側まで全員尊敬できます。キャプテンの松吉くんや、マネージャーの真柄くんの存在は本当に大きいですね。マネージャーの真柄くんは徹底してマネージャーでとても同い年とは思えないぐらいですね。同じ支える側としても、彼がいないと成り立たないっていつも感じてます。 そういったことも含めて本当にこの大学に来て良かったなと思いますね。

―それでは将来のことについてお聞きしていきたいのですが、もう既にホテルグループの内定を取っていらっしゃる、ということであとは卒業論文と野球部に専念していくことができるわけですが、将来への意気込みなどをお願い致します。元々ホテルマンが憧れだったということですが・・・
そうですね、親戚の結婚式に出た時のホテルマンの方と格好良さがすごく鮮烈で、高校生の頃から憧れていました。
意気込みは・・・まずは 人としての姿っていうのを大事にして自分自身が成り立ってないとお客様への対応もおかしくなると思うので自分を律してやっていくこととあとは 信頼と信用を早く入れるような行動をしていきたいと思っています。 就職活動を通しても改めて感じましたが、相手の目を見てしっかり話を聞くことや立ち振る舞いや身だしなみだったり、本当に些細なことを企業の方は見られているので、小さなことから気を遣って、こだわらなければいけないなということを学びました。

―ありがとうございます、いつか働いているところを拝見しにいきますね笑
それでは最後に後輩やこれから大学の進学を考えられている皆さんにメッセージをお願いします。

今を楽しんだ方がいいなと思いますね!今とこの4年間を如何に分厚くできるかによってやっぱ自分の進路方向であったり考え方とか色々なパラダイムを持つことで価値観だったりというのは変わってくると考えています。 特に愛知東邦大学の硬式野球部に来たのであれば田中監督のもとでしっかり学んでいくことで必ず結果や成長がついてくると実感しています。 まだまだ自分には足りないことばかりですし、成長していく必要があるなということを心底感じています。 とにかく考えて、楽しんで欲しいと思います。

―沢山お話ありがとうございました! 残りの学生生活を楽しんでいただいて、野球部での挑戦も応援しています! ありがとうございました!
ありがとうございました、応援よろしくお願いします!!

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真柄くんのインタビューはこちらから。

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