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学生生活

考えることを楽しむ「名古屋六大学討論会」

キャンパスライフ2022.12.26

経営学部 地域ビジネス学科 2020年度入学

高橋 涼馬

学外・学内問わず積極的に活動している高橋さん。
学生主体で名古屋六大学討論会というイベントを運営しています。
ぜひご一読ください。

名古屋六大学討論会を設立

―様々な場で高橋さんの姿をお見掛けします。どのような活動をしているのですか?
経営学部では『ビジネスコンテスト』や『地域と連携した事業報告会』に参加したり、SAをしたりしています。その他では名古屋六大学討論会の運営を行なっています。

―積極的に活動しているんですね。名古屋六大学討論会とはどのようなイベントなのですか?
「名古屋市」や「国政」等の課題について学生目線での討論会を実施しています。世の中に若者の考えや意見を伝える機会をもっと増やしたいという想いでこの活動を始めました。最近はそのことに加えて、若者の考える機会そのものがそもそも少ないことに気づき、まず討論会という場を考えるきっかけの場にしてもらいたいという想いで運営をするようになりました。

―名古屋六大学討論会はどこで開催しているのですか?
月に1回、学外のイベントスペースや大学内、大学祭のイベントブースで開催したりしています。

―名古屋六大学討論会という取組が立ち上がってからどのくらい経つのですか?
第1回目の討論会は名古屋青年会議所とカナメヤが連携して立ち上げたプロジェクトだったのですが、それを学生主体で運営を行なってほしいという要望がありました。カナメヤの松井さんからも声をかけていただいたこともあり、僕が手を挙げて学生団体として『名古屋六大学討論会事務局』を立ち上げました。学生主体の運営となってからは1年くらいですね。

―学生主体で運営を任された時、不安はありませんでしたか?
第1回目の討論会に僕自身が演者として参加していたので、討論会の運営や活動の方針ついてはイメージがついていました。なので、声をかけていたただいた時にもすぐに引き受けさせていただきました。その頃は、とにかく何かやりたい、何か行動したいという気持ちが強かったので不安も感じなかったです。もちろん運営をしていく中で、大変な思いをすることもありましたが、団体のメンバーが支えてくれて、何度も乗り越えられてきました。メンバーにはとても感謝しています。

―素晴らしいですね!

詳しくはこちら
「Kanameya-カナメヤ-」松井 健斗さんの記事

運営を通しての気づき

―12月14日の討論会を聴講させていただきました。皆さん、出題されたテーマに対して積極的に発言していましたね。討論会の議題はどのように決めているのですか?
運営事務局で話し合い、募集をして最終的に投票で決めます。また、他の団体と共同する場合は、その団体の方々と決めたりもします。議題は会によって異なり、「女性の婚姻可能年齢の引き上げ」「ベーシックインカム」「普天間基地の辺野古移設」など、身近な問題から国の問題までと様々です。

―なるほど。運営側から見て、討論の仕方に何か特徴はありましたか?
大学生はレポートなどで根拠やデータに基づいて話をする習慣が身についている関係上、討論の時も自分の気持ちや意見より、根拠が先に出てきて、場合によっては否定が強くなることもありました。ですが、高校生はそういったことが無く、気持ちを素直に伝え、発想もとても自由で面白いと感じました。なので、高校生と大学生が討論した時には、お互いに良い刺激があるのではと思い、12月14日に行った第17回目のイベントは大学生×高校生で開催しました。

―それぞれ考え方に違いや特徴があって面白いですね。高橋さんは運営を担当しながらも討論会には出演しているのですか?
僕はピンチヒッターとして参加していします。ピンチヒッターの場合が多いので議題をその場で見て話すことも多かったですね。

―その場ですぐに考えをまとめているんですね!仮に議題について調べる時間があればしっかりと調べますか?
議題の全体像を掴めるくらいに調べます。あとはその都度出てきた意見を聴きながら、自分の意見をまとめていきます。僕の場合、事前に調べすぎてしまうと柔軟に対応できないことがあったので。相手の意見も取り入れつつ、根拠と気持ちを上手く織り交ぜて自分の意見も話せる柔軟性が大事だということを参加してみて、見ていて学びました。

―これまでに名古屋六大学討論会に参加した方の反応はどうでしたか?参加した前後で変化はありましたか?
会にもよりますが、面白かったといってくれる方が多く、中には何度も参加してくださる方もいました。その方はで3〜4回参加してくださいました。考えるきっかけの場としてそう思っていただけて、とても嬉しかったです。

考えることを楽しむ

―次回の開催は決まっているのですか?
1月に開催予定です。SNSを通じて告知もしていますので、興味のある方はぜひ参加していただきたいです!

―多くの方に参加していただきたいですね!これから名古屋六大学討論会をどのようにしていきたいですか?
討論会に対して、多くの方が難しいイメージを抱いていると思います。ですが、僕たちが運営している名古屋六大学討論会は討論そのものが目的ではなく、討論会を通じて考えることを楽しむ場ですので、今以上にもっと敷居が下がり気軽に参加できる討論会になったらいいなと思います。参加いただいた方にとって自分の視野を広げるような機会に、自分の考えを深める機会になればとても嬉しいです。また、運営をしている学生団体のみんなには、一人ひとりが運営や準備を楽しみ、団体に参加してよかったと思えるような時間を過ごして欲しいと思います。

―応援しています!

詳しくはこちら
名古屋六大学討論会Instagram

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