愛知東邦大学

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学生生活

自分の体験を生徒達へ伝え、後押しする先生に。

キャンパスライフ2021.11.08

人間健康学部 人間健康学科 2018年度入学

末廣 佳都

人間健康学部 人間健康学科に在籍の末廣さん。保健体育教員を目指しながらも様々なことに挑戦しています。そんな末廣さんのキャンパスライフを是非ご一読ください。

高校時代の出会い

ー教員を目指そうと考えたきっかけはあったのですか?
教員になろうと考えたのは高校生の時です。それまでは教員という仕事に対してネガティブな印象を持っていました。しかし、高校3年生の時、担任の先生との出会いがその印象を大きく変えました。この出会いが教師を目指す原点だと思います。

ーどのような先生だったのですか?
その先生は海外でのバンジージャンプやスカイダイビング、資格取得など、とにかく何にでも挑戦し、その過程や結果をありのまま、クラスのみんなにプレゼンテーションする方でした。失敗や成功にこだわらず、何かに全力で取り組む過程をクラスのみんなに見せるその姿が僕にはとても格好よく映りました。
また、高校3年生の進路選択の際、進路指導担当の先生と教師になるために進学か、それとも諦めて就職か悩んでいると、担任の先生が来て「俺はこんなにチャレンジしてきた。どうしてチャレンジする前から諦めるのか。迷いはいらないでしょ。お前なら絶対できるから。」と言ってくれました。背中を押してくれる大きなきっかけでした。

ー素敵な先生ですね。教師の中でも保健体育教員を選んだ理由はその先生との出会いなのですね。
担任の先生との出会いもありますが、自分の出来ることは何かと考えているうちに小・中・高と野球をしていたので、運動に関する保健体育教員が自然と決まりました。

 

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人間健康学部カリキュラム・シラバス

大学での挑戦

ー大学を選択するうえで、何か拘りはありましたか?
こんなことを言うと怒られるかもしれませんが、特に拘りはなかったです。大学に入って頑張るかは自分次第ですので。それよりも教員免許の取得に加えて、何か変わったことに挑戦したい気持ちが強かったですね。そんな中、学生寮と学生が主体となって運営するゲストハウスが一体となったTOHO Learning Houseを見つけて愛知東邦大学に決めました。

ーそうなんですね。学部の学びとの両立はどうでしたか?
学部の学びでは、大学2年生の時、教員になりたい気持ちが一層強くなり、当時のゼミを担当されていた先生に授業とは別で直接指導をお願いしていました。
教員採用試験の対策は東邦STEPを受講していたので、その内容は教員採用試験対策でなく、卒業後、教員として教壇に立った時に必要な知識や指導方法でした。深く学びたい、または理解できない内容があると先生の研究室に伺い教えていただくということを繰り返していました。
またその当時は寮長だったこともあり、全体の指揮統括を任されていたので、東邦STEPや学部の学びと並行しての両立はとても大変でした。

ー想像するだけでもかなり大変さが伝わってきますね。TOHO Learning Houseでの経験は、学部の学びに何か影響を与えましたか?
寮長を務めるたことでリーダーシップがつき、学部での日々の講義においても、積極的に発言したり、グループワークやプレゼンテーションでは進行役を務めたりするようになりましたね。正直、高校時代は控えめ性格だったので自分でも驚いています。
またTOHO Learning Houseでの経験を通して、マネジメント能力も身についたと思います。この能力は教育現場に出た際でも発揮されると考えています。例えば、授業において、目標を何に設定し、それを達成するためにはどのように授業を組み立て、どのように時間を配分し、どのように伝えるかといったことです。
あと、コロナが蔓延する前は海外からのお客さんとも接する機会が多くあり、その時の文化的な交流や経験は異文化を理解することにも大きな影響を与えてくれましたね。

 

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学生寮「TOHO Learning House」

新たな挑戦

ー起業されたとお聞きしました。
はい、3年生の時、何か個人的に挑戦したいと思い、今の「edge」を立ち上げました。それまでは確かに様々なことに挑戦してきましたが、友人や寮生の仲間などチームで取り組むことが多く、ひとりで何かをやり遂げたことがないなということに気がつき、思い立ちました。何ができるか考えたときに、僕はスノーボードが好きで「こんなウェアがあったらいいな」を実現したいと思い、スノーボードウェア関連の商品を扱うことにしました。「edge」の立ち上げに際しては、ゲストハウスを管理している先生にご助言をいただいたり、ゲストハウス運営の経験を活かしたりしながら進めていきました。

ー「edge」にはどのような意味が込められているのですか?
個人的にスノーボードウェアは極端に可愛いとか派手なイメージがありました。なので、シンプルかつ機能的、そして冬服として普段でも着用できるようなウェアを作りたいと思っていました。そのイメージを表現したいと思い、「鋭さ」とスノーボードの部分名称を掛け合わせた「edge」にしました。

ーこれからの計画についてお聞かせください。
大学4年生になって、教員になると考えた時に、まだ自分は専門的知識が足りないのではと考えたこと、今よりも深く研究したいと思うようになったことから先生方に相談し、大学院への進学を希望するようになりました。今は大学院進学への準備をしています。大学院へ進学した際は癌教育の指導方法の教育プログラムを作成することが最終目標です。そして教壇に立つ日が来たとき、僕の大学時代に挑戦し経験したことを、生徒に胸を張って伝え、それぞれが目指す目標や夢に対して背中を押してあげたいと思います。

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