愛知東邦大学

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教職課程(教育学部)

子どもの未来を支える保育士に—

学び2024.08.28

教育学部子ども発達学科 2016年度入学

國廣 宇宙

公立保育士として働く國廣 宇宙(くにひろ そら)さん。
保育士を目指すきっかけや仕事に対する想い、そして今後の目標についてお話を伺いました。

保育士を目指したきっかけ

―本日は蟹江町で公立保育士をされている國廣 宇宙さんにお話を伺います。
お久しぶりです、今日は大学にお越しいただいて学生の皆さんへ色々とレクチャーされているそうですね。
お久しぶりです!笑
そうなんです、すごく恐縮しているのですが、ゼミの担任だった堀先生にゲストスピーカーとして呼んでいただいて
ゼミで後輩の皆さんへ保育士のリアルな体験談や大学での学びのことなどをお伝えしてきました。

―年齢の近い、公立保育士の先輩から聞く話は貴重な内容ですね。
そうなってると良いのですが笑
伝えることの難しさを感じていたところです。

−公立保育士として活躍されていますが、保育士を目指したきっかけは何だったのでしょうか。
実は、入学前は保育士になりたいと思っていたわけではありませんでした。
子どもと関わる仕事に興味があり、幼稚園や小学校の教員も視野に入れていました。
しかし、大学3年生になって将来を真剣に考えている中で、保育園でのボランティアや実習、
そしてアルバイトを通じて保育士の仕事に魅力を感じるようになり、最終的にこの道を選びました。
実際に子どもたちと接する中で、この仕事のやりがいに気づいたんです。
 

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NEWS&INFORMATION:教育学部で公務員保育士の卒業生を招いて授業

現場で感じるやりがいと苦労

−実習やアルバイトを通じて、保育士という職業に出会ったんですね。
では、実際に保育士として働いてみて、どのようなことを感じたのでしょうか。
保育士の仕事は本当に大変ですが、それ以上にやりがいがあります。
特に卒園式では、子どもたちが成長して巣立っていく姿を見て、毎年涙してしまいます。
保護者との信頼関係の構築も重要です、子どもたちとは目線を合わせて、一緒に遊ぶことを意識しています。
とにかく褒めることを大切にしていますね。

−子どもたちとの関わりを大切にしている様子が伝わってきますが、逆に大変だったことはどんなことでしょうか。
行事の準備は特に大変でした。衣装の制作など、元々苦手な部分があって、1年目はかなり苦労しました。
でも、その分成長できたと感じています。
保育士としての仕事に向き合うことで、自分自身も成長していく感覚があります。

−お子さんもいらっしゃるとのことですが、育児と仕事の両立についてはいかがでしょうか。
はい、2歳半になる子どもがいます。育児と保育は似ている部分もありますが、違う点も多いです。
自分の子どもを育てる中で、保護者の気持ちがより理解できるようになり、それが仕事に役立っています。
育児を通じて、新たな視点を得ることができました。

−保育士として、そして父親としての経験が互いに活きているんですね。
大学時代の思い出についても教えていただけますでしょうか。
大学では本当に素晴らしい友人に恵まれました。卒業旅行で福岡に行ったり、卒業後もBBQや結婚式で集まったり
今でも連絡を取り合っている親友もいます。
家族ぐるみで交流することも多くて、愛知東邦大学に入学したからこそ得られた大切な出会いだと感じています。

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教育学部の学びについて

大学時代の学びと今後の目標

―大学での友人関係が今でも続いているのは素敵ですね。
大学時代、特に大変だったことは何でしょうか
間違いなく実習です。
実習では、急に社会の中での責任を感じる場面が増え、アルバイトとは全く違うプレッシャーがありました。
でも、その経験が自分を成長させてくれたと感じています。
常に責任感を持って取り組む姿勢が、今の仕事にも生きていると感じています。
ゼミ担任だった堀篤実先生にもすごくお世話になりました。
卒業研究で小児アレルギーをテーマにしたのですが、その時に調べたことが確実に今に活きています。

―現在は仕事とプライベートのバランスも取れているそうですが、それが今の充実感につながっているのでしょうか。 そうですね。家族との時間を大切にしています。
日々のバランスを意識することで、保育士としてもより前向きに仕事に取り組めています。
このバランス感覚が自分を支えてくれているとおもっています。

―素敵ですね!
最後に、今後の目標についてお聞かせください。
将来的には、より責任ある立場で保育士として成長していきたいと考えています。
現場で培った経験を活かして、より良い保育環境を作っていきたいと思っています。
また、大学の教育学部の後輩、学生の皆さんへ、保育士の仕事の魅力を伝える機会も増やしていきたいです。

―素晴らしい目標ですね。今日は貴重なお話をありがとうございました。
今後もよろしくお願いします!
こちらこそ、ありがとうございました。これからもよろしくお願いします!

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