保育士を目指して

―保育士をめざしたきっかけを教えてください
子どもが好きで中学生の頃から保育士になることが夢でした。中学3年生のときに、保育士になるにはどのような道があるか、保育園と幼稚園はどのように違うかなどたくさん調べました。調べていくなかで0歳児からの幼児と接することができる保育士になりたいと思うようになりました。

―中学生の段階で自分の夢に向かって進路を調べていて素晴らしいです。将来どんな保育士になりたいと思っていますか。
私は幼稚園に通っていたんですが、その時の担任の先生が明るく優しくも、時には見守りながら厳しく指導して下さり、メリハリがある素敵な先生でした。その先生のピアノが上手だったことがきかっけで、私も先生みたいにピアノを弾けるようになりたいと思いピアノを習い始めました。 そんな憧れの先生のように優しいだけでなく、メリハリのある指導ができるような保育士になりたいと思っています。

―その先生がきっかけでピアノも習い始めたんですね。実際に大学に入学して学生生活はいかがですか？
大変なことは多いですが、先生たちも親身に寄り添って話を聞いてくれるので、この大学に入学して良かったと感じています。

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教育学部での学び

苦手を克服するために

―教育学部での授業ではどうですか？
指導案の作成を頑張りました。初回は特に分からないことも多く難しく感じていましたが、回を重ねるごとに少しずつ慣れていき、今は楽しいです。
「造形表現」（工作）と「身体表現」（運動）の2つの指導案の作成があるのですが、先生役と幼児役に分かれて模擬授業を行います。幼児の遊び方は3歳児、4歳児、5歳児と分かれている為、幼児役の生徒もその幼児の年齢の特徴に合わせて役になりきります。先生役だけでなく、自分自身が幼児役をやることで、他の学生が演じる先生の良い部分を吸収することができるので学ぶことが多く楽しいです。

―教育実習や保育実習以外に保育所、幼稚園、小学校、各種施設を訪れ、現場体験をするサービスラーニングはいかがですか？
戸田川子どもランドと名東児童館でのサービスラーニングに参加しました。
戸田川こどもランドは開催日が七夕で、参加者である小学生以下の子どもたちと絵具を足に塗って色を塗り、短冊づくりを行いました。最後には私たちも短冊をつくらせてもらい思い出に残っています。
名東児童館は、小学生が行う出店づくりのお手伝いなどをしました。参加者は小学生だったため、未就学児と小学生の成長の違いを知ることができ勉強になりました。

―学外での子どもたちとの関わりは勉強になりますね。学部でのゼミはいかがですか？
1年生の時は新實先生、2年生からは伊藤数馬先生のゼミに所属しています。
私は運動が苦手なので、子どもたちと接するうえでその苦手な部分を克服しないといけないと思い、運動する楽しさを学ぶことができる伊藤数馬先生のゼミを選びました。

―苦手な部分を克服するために自分で考え行動していて素晴らしいです。教育学部の先生たちとの関係性はいかがですか？
特にお世話になっている先生は新實先生と松本先生です。
新實先生は、「劇団うりんこ」の方が授業できてくれた際に司会をやることを提案してくれて、成長のきっかけをくださいました。
松本先生は授業内で困ったり、分からないことがあればしっかり説明してくれて、指導案の添削も時間をかけて丁寧に説明していただきました。

―先生たちと良い関係性が築ける環境は大切ですね。
【写真：図書室にて】

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新實広記先生の紹介動画

将来

―大学で空いている時間はどのように過ごされていますか？
スチューデントコモンズにいることが多いです。
空コマはスチューデントコモンズで課題に取り組んだり、友人たちとお喋りをしています。

―学外でも友だちと出かけたりされますか？
はい、授業おわりに大学近くのカフェやご飯を食べに行ったり、休日も一緒に出掛けたりと友人たちとの時間を楽しんでいます。現在はアルバイトをしていますが、11月からは実習が始まるので今後は忙しくなることを見込んでセーブしようかなと考えています。

―秋から実習が始まり様々なことが具体的に進んでいくかと思いますが、就職先として決めている保育園はありますか？
友人たちともよく話すのですが、現段階ではまだ決めていません。公立と私立も両方視野にいれています。今後、先生と相談したり、実習なども行き学んでいく中で、自分に合う園を見極めて決めたいと思っています。

―いろいろと考えて動いていますね。目標に向かって頑張る大西さんを応援しています！本日はありがとうございました。
ありがとうございました。

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愛知東邦大学の施設