愛知東邦大学

2017.01.20

教育学部の学生たちが園児たちを招き「ファッションショー」開催

 教育学部子ども発達学科の学生たちが珉光幼稚園(名東区平和が丘3丁目)との地域連携授業の一環として、園児たちにビニール袋にカラフルな紙片やテープ、紐などを張り付けて思い思いの衣装作りを楽しんでもらう造形ワークショップが1月19日午後、L棟のLCホールで開かれました。
 ワークショップは「MINKO CHILD COLLECTION(ミンコレファッションショー)」として新實広記准教授(造形担当)が指導する1年生13人が企画。丹羽絢香さんら学生たちが、L棟最上階のホールを舞台に、園児たちに、自分たちが住む名東区の街を一望しながら、「未来のデザイナーになり切ってもらおう」という企画案を幼稚園側に説明したうえで開催しました。
 学生たちは午後3時10分、大学に近い珉光幼稚園に出向き、年長、年中組の園児約80人を迎えに行き、大学まで引率。3時半からスタートしたワークショップでは、「お助けマン」役の学生たちから、小さく切ったセロテープを受け取りながら衣装作りに取り組みました。次々に出来上がっていく衣装に、「お助けマン」役の男子学生からは「子どもの想像力の豊かさに改めて驚きました」という声も聞かれました。
 園児たちは午後4時40分から、完成させた衣装でレッドカーペット上を歩くファッションショーに挑戦。スマホやビデオカメラをもってLCホールを埋めた母親たちの前で得意そうなポーズを決めていました。
 司会役も努めた丹羽さんは、「大学の図工室での授業で余った紙片や毛糸などもうまく活用できました。準備活動から実践まで学んだことがたくさんありました」と話していました。
 会場に姿を見せた今津孝次郎教育学部長も「教育学部の発足以来3回目のワークシップですが、珉光幼稚園さんと協力もあり定着した行事になりました。1年生たちも大きな自信になったと思います」と学生たちのてきぱきとした動きを見守っていました。

 ワークショップには東邦高校美術科の1、2年生4人も加わり園児たちをサポートしました。

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