愛知東邦大学

2026.05.20

教育学部1年生が東山動植物園で基礎演習

 教育学部1年生の基礎演習が5月15日に東山動植物園で行われ、絶滅危惧種の動物たちをめぐる環境問題について学びました。
 当日はお天気にも恵まれ、環境教育解説員の中囿雅子さん、大平まどかさんにガイドツアーをしていただきました。絶滅危惧種になっているインドサイ、アジアゾウ、スマトラトラ、クロサイ、フクロテナガザルを観察しながら解説していただきました。絶滅危機の主な原因は、密猟や農地を開発するための森林伐採などがあるそうです。日ごろ何気なく手にしているものがその要因にもなっているという説明に、学生たちも気づかされたようです。
 食品に使用されるパーム油もその一つです。その生産のために多くの森林が伐採されてきました。しかしながら、森林保全の取り組みとして、持続可能なパーム油の生産に取り組んでいることを認証した「R S P Oマーク」があることを教えていただきました。私たちが、このマークの付いた商品を選択することでも、絶滅危惧種の動物を守ることができること知りました。
 参加した学生からは「普段と違った動物園での動物の見方ができた」「絶滅危惧種の動物の多さに驚いた」「動物園の役割を知ることができた」などといった感想を聞くことができました。当日は、遠足で訪れていた子どもたちも多く、研修に参加した教育学部の学生は、数年後に、保育者や教員となって、東山動植物園に子どもたちを引率して来ることを想像することもできたのではないでしょうか。
 中囿さんからは「動物園の遠足では、子どもたちにたくさんの動物を見せたいと、急いで園内を巡る先生もいます。でも、たくさんの動物を見ることよりも、動物を時間をかけてゆっくりと観察し、それぞれの動物の不思議な行動や鳴き声などの特徴を発見する面白さを伝えて欲しい」とアドバイスをいただきました。そのおかげでフクロテナガザルの園内に響く大きな声を聞くこともでき、楽しい研修会になりました。(教育学部教授 新實広記)

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