愛知東邦大学

2025.03.25

録画ビデオ等公開中「第5回教育創生フォーラム -大学等と地域の”連携力”の創生-」

 本学後援の「第5回教育創生フォーラム大学等と地域の連携力の創生」が32日に開催されて、「録画ビデオ」と「講演資料」が開催報告ホームページ( こちら)で無料公開中です(5/31迄)。経営学部の今瀬政司教授による開催趣旨説明・提言の後、他4人の登壇者が基調講演を行った上で、パネルディスカッションにおいて地域活性化と人材育成で必要とされながら具現化が難しい「大学等と地域の”連携する力”の創生」をテーマに議論しました。今瀬教授からの録画ビデオ等案内です。

 フォーラムの基調講演では、【1】文部科学省高等教育政策室長の高見英樹さんが「大学等と地域の連携・活性を推進する高等教育政策」と題して、中央教育審議会「答申(2/21)」の具体的内容とそれを踏まえて策定する今後10年程度の工程を示した政策パッケージの方向性等について講演しました。【2】山口県立大学学長で公立大学協会副会長の田中マキ子さんが「大学と地域の連携による地域活性化と人材育成」と題して、大学間・高大を含めて取り組んでいる地域連携事業等を講演しました。【3】総務省地域政策課理事官の前田茂人さんが、「大学等と地域が連携した地域課題解決プロジェクトの推進」と題して、公募中の国費事業「ふるさとミライカレッジ」等を講演しました。【4】海士町郷づくり特命担当課長・教育委員会共育課長の濱中香理さんが「教育機能の地域化による人材還流・育成と郷づくり」と題して、大学連携、大人の島留学、島前高校魅力化プロジェクト等を講演しました。
 パネルディスカッションでは、3つの論点((1)地域の多様な担い手が大学等と連携する上での障壁とその除去方策、(2)大学等と地域が「連携する力」を生み創り強化する方策、(3)大学等と地域の個別特性に基づく「地域活性化と人材育成の両立方策」)について、登壇者それぞれの立場から多様な観点で非常に濃密な議論が行われました。
 フォーラムは、今瀬教授が代表理事を務めるNPO法人市民活動情報センターが主催するもので、本学の他、文部科学省、総務省、愛知県教育委員会、名古屋市教育委員会、愛知県、名古屋市、一般社団法人人を大切にする経営学会、地域活性学会東海支部が後援しています。
 今瀬教授は、「「教育創生フォーラム」は、「社会・経済問題の根源はであり、問題を解決して社会・経済を発展させるのもである。人は何のために学び、教育するのか。それは人が幸せになるため、大切な人を幸せにするため、自らの夢をかなえるためである」との根源の理念を掲げて、2020年に1回目を開催して以来、5回目になります。多くの人が録画ビデオ等をご視聴頂いて、10年後の社会みんな一人一人の幸せな将来を夢見て、今後とも多くの人と共に議論と実践に取り組みたい」と話しています。

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