愛知東邦大学

2025.03.07

学生らが外国コインなどをユニセフに寄付

 学生、教職員らが行っている外国コイン・紙幣の募金が集まり、36日、名古屋市千種区のユニセフ協会愛知県事務所を学生の代表が訪問し、贈呈式を行いました。
 この募金活動は毎年行っており、学内2か所に募金箱を置いていました。集まったお金は、江端環樹さん(経営学部3年)、酒井来実さん(教育学部3年)、髙木大統さん(経営学部2年)、江端光稀さん(経営学部1年)の4人が中心となり、スマホアプリを使って、どこの国のいくらのお金なのかを11枚仕分けしました。当日の為替レートで換算した結果、20か国の通貨で約5万円になりました。
 募金の贈呈後、協会からは本学に感謝状が贈られました。学生たちは、ユニセフが子どもたちの命と権利を守るために行っている活動について担当者の話を聞き、深刻な人道危機にある子どもたちの現状を理解したようです。経口保水塩やビタミンAカプセルなどの支援物資を手に取ったり、寄付金が緊急支援や人道支援にどのように活用されているかについて説明を受けました。教材の支援では、例えば439円の寄付で鉛筆10本とノート10冊を提供できるそうです。また12163円の寄付で「スクール・イン・ア・バッグ」(生徒40人分と先生1人分の基本的な学用品)1セットを揃えることが可能だそうです。
 江端環樹さんは「募金が実際に何に使われるのかなあと思っていたので、子どもたちの栄養食や教材になるという説明でよく分かりました。伝染病を媒介する蚊を防ぐため、日本の技術で殺虫成分を練りこんだ蚊帳を贈っていることには驚きました。少しでも子どもたちの力になれたのかな、と思っています」と話していました。

< トップに戻る

Instagram LINE You Tube