2025.01.23
経営学部の学生たちがFM放送2局に番組を提案
経営学部の原京二教授が担当するフィールドワーク型授業「東邦プロジェクト」の学生が、1月21日と22日に名古屋市内に本社のある放送局「株式会社MID-FM」と「株式会社ZIP-FM」を訪問し、新しいラジオ番組の企画書のプレゼンテーションを行いました。
この授業は地域にあるメディア企業の役割を学び、厳しいメディア環境のなかで地元のFM局の新しい番組を学生が考えるものです。学生たちは昨年の秋からグループに分かれて独自のアンケートを実施して、ラジオ番組の企画書をまとめました。
プレゼンテーションの結果、MID-FMでは「犯罪者の更生と若者への啓発をテーマにした企画書」、ZIP-FMでは「学生の就活と家族団らんをテーマにした企画書」が最優秀とされました。MID-FMでは、この企画に基づいた30分のラジオ番組を学生が制作し、オンエアする予定です。学生にはとても刺激的な授業となりました。
ZIP-FMの工藤博・取締役メディアビジネス局長からは「皆さんからの番組企画は、今までありそうでなかった企画でした。特に、就活生を対象とした番組はZIPでもこれまでもありましたが、学生目線だと、その視点があったのかと大変興味深いものでした。スポンサーを意識した企画書づくりは素晴らしいと思います。また、独自にアンケートをしてマーケティングをしたうえで新たな番組を考える、というのは経営学部の学生さんらしいと感心しました」と温かいコメントをいただきました。
原教授は、「この実践的なプロジェクトを通して地元メディアの役割を理解し、教科書には載らない実際の社会でのプロジェクトの進め方を学んでほしい。そして一番大切なことは、関心のあることを楽しく学ぶことです」と話しています。