愛知東邦大学

2024.12.24

3大学学生が造形ワークショップで交流

 愛知東邦大学LCホールで12月21日、名東区の幼児から小学生まで35人を招待して、「ことことキャラバン」と名づけられた造形ワークショプ(ものづくり教育会議主催)が開かれました。子どもたちとその保護者ら70人近い地域の方々が来場しました。
 この企画は、本学教育学部子ども発達学科と愛知学泉短期大学幼児教育学科、至学館大学健康科学部子ども健康・教育学科の保育者、教員を目指す学生が協力し合って企画、実践を行いました。
 訪れた子どもたちは、クリスマス飾りのヒンメリをストローでカラフルに作ったり、ビーズなどを組み合わせてキラキラ光る万華鏡を制作したりしました。本学教育学部4年生近藤翔哉さんと山口美咲さんは「ビリビリくしゃくしゃダンボールマスクをつくろう」と題して、大学から廃棄されたダンボールを材料にして、動物やモンスターなどのお面作りを行いました。
 当日は天気も良く、会場のL棟4階からは遠くに美しい雪山が眺められました。子どもたちからは、「やったことがなくて面白かった」「もっと遊んでいたい」など企画した学生には嬉しい反応が相次ぎました。保護者の方からも、「普段体験できない遊びがたくさんできてよかったです」などと言っていただきました。
 近藤さ んは現在、卒業研究でダンボールの造形表現と教材研究を行っており、自分で考えたダンボール遊びの実践を行ったことで、子どもたちの予期せぬ発想や行動に驚いたり、作品をかぶり喜んでくれる子どもの姿を見ることができ嬉しかったようです。
 ワークショップ終了後、企画した学生たちは、3大学の準備した作品を互いに制作し合って交流したり、意見交換を行ったりして、それぞれのワークショップの良いところなどを学び合っていました。日頃、同じ道を志す他大学学生と交流する機会は少ないですが、このような交流企画で、それぞれの大学の特色を学び合い、将来保育、教育の仕事についた時には共に働き、保育、教育の世界を高め合う仲間になり活躍してくれることを期待します。(新實広記)

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