2024.12.19
女子サッカー部の沖田、稲垣選手がなでしこリーグ入りで決意
愛知東邦大学女子サッカー部4年生の沖田有由選手(人間健康学部)と稲垣真衣選手(教育学部)が2025年度なでしこリーグに挑戦することになり、12月19日、訪れたそれぞれの入団チーム関係者を前に決意を語りました。
訪れたのは沖田選手が入団する岡山県美作市の「岡山湯郷Belle」GMの髙橋寿輝氏と、稲垣選手が入団する三重県桑名市の「ヴィアテイン三重レディース」事業部運営責任者の魚住剛氏。両チームともなでしこリーグ2部ですが、岡山湯郷Belleは2024年度シーズンを勝ち点62(20勝0敗2分)で終え、1部昇格を決め、愛知東邦大学も出場した皇后杯大会でも5回戦に進出しました。ヴィアテイン三重レディースの2024年度順位は7位でしたが、愛知東邦大学OG2人が所属しています。
女子サッカー部ではキャプテンを務めた沖田選手は、「私がサッカーを始めたころに立てた目標は日本一になることでしたが、中学から大学までサッカーを続けてきて、一度も成し遂げることができませんでした。湯郷ベルさんに加入させていただくことになり、一番の目標はなでしこ1部で優勝することです。自分の強みである、サッカーへの情熱、誰よりも走れるところを存分に発揮して、チームの勝利に貢献できるように頑張ります」と決意を語りました。
稲垣さんも、「幼稚園からサッカーをしてきて、ずっと大学まで毎日練習を続けてきました。家族や仲間、指導者の方々に支えられて過ごしてきたサッカー人生でした。支えていただいた方々へ少しでも恩返しできることを目標に、ヴィアテイン三重さんでの、なでしこ2部優勝、1部昇格をめざし、自分が成長できるよう頑張ります」と語りました。
沖田選手を迎える岡山湯郷Belleの髙橋GMは、「私たちが活動する岡山県美作市はめちゃくちゃ寒いところです。初めて現れた沖田さんは、みんな上着を着ているのに半袖で練習に参加してくれ驚きました。紅白戦でも真骨頂である縦横無尽のプレーを見せてくれました。自分はこのプレーが売りなんだということをしっかり見せてくれ、うちにはいないタイプの選手なので、これは来年絶対に必要な選手だと思いました」と、受け入れの決断に至った経緯を語りました。
稲垣選手が入団するヴィアテイン三重の魚住氏も「どんどん活躍してスキルを磨き、チームも自分もステップアップしてほしい」と歓迎と激励の言葉を述べました。