愛知東邦大学

2024.07.22

「企業経営とは何か、何が大切か」 経営者がリアルな思いを語る

 経営学部で7月19日、地域ビジネス特講Ⅳ(上條憲二教授)のゲストスピーカーとして「豊橋三菱ふそう株式会社」社長の石川豊太郎さんに企業経営の実態について詳しく語っていただきました。石川さんは前記の会社を含め複数企業の社長を兼任されています。
 講義では自分が経営者として常に認識している3つのポイントについてその考えを語りました。一つは「ピーター・ドラッカーのマネジメントとマーケティング」。経営をしていくうえでドラッカーのマネジメント論の意義を強調しました。二つ目は「ブランディング」、自分たちの企業をどのようにインナー・アウターとしてブランディングしていくかです。そして三つ目は自身が広告会社時代に携わったCMのテーマである「ファイト!一発」の精神。マネジメント論やブランディング論を学んだとしてもそれだけでは意味が無く、それを「ファイト!一発」という心意気でやり抜く、というものです。
 また、SWOT分析、商圏分析、社員の行動分析、インナーブランディングの進め方についても詳しく説明しました。最後に「経営にとって大事なことは売り上げではなく利益です。利益を出すためにどうしたらいいか、それを絶えず考えることが大事です」と強調しました。
 学生からは「経営学の理論が実際にどのように進められているかとても分かりやすかった」との声が聞かれました。(経営学部・上條憲二)

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