愛知東邦大学

2024.06.17

沖縄大の協力で2年生10人が入壕体験などフィールドワーク

 東邦プロジェクトBbでは、課題解決型学習テーマとして、沖縄の歴史・平和・生活文化を取り上げ、愛知東邦大学と連携協定を締結した沖縄大学の協力により、6月12日から15日まで、沖縄フィールドワークを実施し、本学2年生10人が参加しました。
 平和学習では、本島南部八重瀬町にある旧日本軍第24師団第一野戦病院分室となったヌヌマチガマでの入壕体験を行いました。
 須貝和花さん(人間健康学部2年)は、「事前学習で沖縄戦のことは勉強しましたが、過酷な環境に追い詰められ、多くの命が失われた場所を体験し、戦争の悲惨さを実感し、もっと勉強しなければと感じました」と報告してくれました。
 沖縄大学近隣地域の歴史・生活文化を再発見する「フットパス」のまちまーい(まち歩き)は、3時間半にわたって、沖縄大学の伊藤丈志先生の熱意あるガイドのもと、強い雨と風の中での体験となりましたが、学生たちは頑張って歩き抜き、多くの気づきを得られる経験となりました。
 鏡啓祐さん(同)は、「フットパスルートの地域を今回歩いてみて、沖縄には多くの「カミ」さまがいて、「カミ」に祈る場所がたくさんあり、そのような信仰が沖縄の人のやさしさにもつながっているのではないかと感じ、もっと勉強したいと感じました」とお礼の報告をしてくれました。
 授業では、7月に4年生参加のフィールドワークを行い、今後、愛知東邦大学の近隣地域のフットパスづくり、フィールドワークにも取り組んでいきます。(人間健康学部・西尾敦史)

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