2024.04.02
入学式で鵜飼学長、榊理事長が「オンリーワンを、一人に、ひとつ。」でエール
愛知東邦大学の2024年度入学式が4月2日、S棟2階アリーナで行われました。新型コロナウイルス対策もあり、2019年度以来5年ぶりの3学部合同、保護者同伴での式典開催となり、331人の新1年生が大学生活をスタートさせました。
新入生は経営学部161人、人間健康学部121人、教育学部47人、経営学部3年次編入学生2人。
鵜飼裕之学長は式辞で、「本学では『オンリーワンを、ひとりに一つ。』の基本理念の下で、学生一人ひとりの個性、成長に合わせて最適な指導を教育データに基づいて提供していきます」と教育方針を説明。「本学の教職員は学生と真摯に向き合い信頼関係を醸成し、個々に眠っている才能や能力を引き出し、豊かな感受性を育む教育に全力で取り組んでいます。それが、本学の掲げるブランドシンボル、2本のオレンジライン」です」と述べました。
鵜飼学長の式辞全文はこちらをご覧ください。
榊直樹理事長も祝辞で新入生たちにエールを送りました。東邦学園を1世紀前に創設した下出民義が、若い頃は失敗と挫折の連続で、失意の中で一念発起し、事業を成功させてことを紹介。岸田総理大臣が4月1日の国会答弁で、「人生で無駄なものは何もない。どんな苦難であっても必ずやそれぞれの人生において意味がある」と新社会人へのエールを送ったことに触れ、「岸田さんは大学卒業後、銀行に就職しますが、ずいぶん多くの失敗もした。でもそれらは全て、血肉になっていると語ったそうです。皆さんが『オンリーワンを、一人に、ひとつ。』を目指すことを願っています」と述べました。
この後、「先輩励ましの言葉」として、2017年人間学部卒で、株式会社カナメヤ代表取締役の松井健斗さんが、「この大学にはたくさんのチャンスが転がっています。チャンスを生かし、4年間の、自分の物語の主人公になってください」と新入生たちを激励しました。
在学生を代表して経営学部地域ビジネス学科4年生の鈴木零唯さんが歓迎の言葉を述べ、新入生を代表して、経営学部に入学した長原千桜さんが宣誓を行いました。
参列者たちは校歌「明日へのキャンパス」を斉唱。東邦学園公式バンド「TOHO MARCHING BAND」のお祝いの演奏で式典を終了しました。