愛知東邦大学

2016.10.04

「清掃・防犯」で学生たちが第1回パトロール活動

 161004_04-2学生会を中心とした学生たち13人が10月1日午後、地域連携活動の一環として、愛知東邦大学から地下鉄・一社駅までの通学路を中心に清掃活動と防犯活動での第1回パトロールに取り組みました。

 パトロールが実現するきっかになったのは、前期科目「東邦プロジェクトB」の授業。学生たちは授業前半の約30分を利用し、地域奉仕活動の実践として大学周辺の清掃活動に取り組みました。活動を続けるうちに、学生たちから、「体験を発展させて、地域での安全な街づくりのために防犯パトロール活動を定着させたい」という声が上がりました。

 このため、7月の最終講義では、名古屋市市民経済局地域安全推進課の地域安全指導員(警察官OB)を招き、「防犯パトロールの方法」についての講義を受けました。授業は前期で終了したため受講した経営学部地域ビジネス学科2年生の天木舞さん、岩田彩華さんらが地域連携センタースタッフの濱野梓さんに相談。学生会メンバーたちも合流して後期からのパトロール実施の準備が進められてきました。

 161004_04-1第1回活動には、天木さん、岩田さんを始め、この日開催されたオープンキャンパスの運営に学生スタッフとして協力した学生会メンバーらを中心に1年生から4年生までの13人が参加。4グループに分かれて、ごみ拾いをしながら、子どもたちが安心して通学できる環境上の問題はないかなどをチェックする防犯パトロールを行いました。

 防犯上での問題になった点は特にありませんでしたが、学生たちの感想で多かったのは公園付近を中心としたごみの散乱の予想以上の多さ。一見してクリーンな住宅街の印象はあるものの、公園周辺ではたばこの吸殻やコンビニで買い込んだものと見られる空き缶や容器、袋などのポイ捨てごみの散乱が目立ちました。「一歩進めばまた次のごみという状況」「名東区はごみの多い街という印象を持たれかねない」といった声も上がりました。

 学生たちは、清掃活動と防犯活動でのパトローを今後も範囲を広げながら続けていく方針です。パトロール活動を始め、地域連携活動やボランティア活動に興味のある方はS棟1階の地域連携センターにお立ち寄りください。

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