愛知東邦大学

2024.01.17

今瀬ゼミ生13人が異業種交流展示会「メッセナゴヤ2023」で企業研究

 経営学部教授の今瀬政司ゼミ(2年生、総合演習Ⅱ)では、全ゼミ生13人が日本最大級の異業種交流展示会「メッセナゴヤ2023」で出展企業に取材して、研究発表を行いました。今瀬教授からの報告です。
 取材・研究発表を行ったのは、市野結太、井村優菜、岩松優奈、宇井悠莉、浦田健太郎、清水友海、白石勝輝、瀬戸 潤、田邊凌也、西堀伽蘭、早川太陽、水谷亮太、水谷嶺志(敬称略、五十音順)のゼミ生たち。
 取材で得た生の情報をもとに、企業の研究・経営分析を行ったレポート(各3社)を作成して研究発表を行うと共に、対話・面接型プレゼンテーションの実践的な練習を行いました。企業研究報告は今瀬政究室ホームページに掲載されています。
 「メッセナゴヤ2023」は、多種多様な業種の企業や経済団体・自治体等が製品・サービスを出展するビジネス展示会で、毎年開催されて今回が18回目となります。11月8~10日にポートメッセなごやを会場にして、中部圏を中心に国内外から企業・団体800件超がリアル出展、約5万3000人が参加しました。今瀬ゼミは毎年参加(コロナ禍中止を除く)しています。今回は、大学から「学外活動援助金」(交通費)の支援を頂きました。
 ゼミ生たちは、企業の異業種交流という日常的なビジネスの現場で様々な業種の企業の社員に直接取材を行いました。
 その中で、自らの将来の進路に参考になる次のような感想も持ちました。「スーツを着て取材する中で社会やビジネスの現場の空気を感じた」「自分の将来の進路にピンとくるものがあった」「自分の知らない企業が多くて、こんな会社もあるのだと知れた」「システム系の企業では文系出身者も働いていて興味がわいた」「製品づくりの仕事に誇りを持っているという社員の話を聞いて、自分も仕事に誇りを持てるようになりたいと思った」
 「ただ利益を上げるためでなく、様々な人の幸せをゴールにしている企業と出会えて、自分もそうした企業に就職したいと思った」「環境問題に対応するなど多くの企業がSDGsの目標に取り組んでいることが印象に残った」「リサイクル商品など新しいことに挑戦している企業と出会うことができた」「海外との取引がある企業に話を伺って、英語ができた方が良いと思った」「企業の社員さんはいろいろな質問にも完璧に答えて下さり、社会人の凄さや空気感を感じた」など。
 今瀬ゼミでは、「人を大切にして成長する経営」をテーマに、社員の幸せを大切にしながら好業績を上げる企業等の経営ノウハウとその具体的事例、企業経営の本質的な姿を(定性的かつ定量的に)分析して見抜く知識・ノウハウなどを実践的に学んでいます。

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