愛知東邦大学

2024.01.12

見学中継を取り入れた経営学部の授業でラーニングハウスの課題探る

 経営学部の手嶋慎介教授の担当授業「専門プロジェクトⅣ」で1月12日、代表学生が「TOHO Learning House」(ラーニングハウス)を見学、教室に中継された画面を通して現状理解と課題を探る授業が行われました。
 「専門プロジェクトⅣ」では前期の「専門プロジェクトⅢ」からの継続課題として、読谷村、愛知中小企業家同友会、名古屋グランパスとの連携をもとにした学内の活性化をチーム別に試みています。読谷村出身の学生も活躍しているラーニングハウス理解のテーマにも取り組んでいます。受講者の中に、昨年10月までラーニングハウス寮長を務めた4年生の永川友将さんがいることから、今回、4年生2人がラーニングハウスを見学しました。永川さんの撮影動画がB302教室の大型画面に中継され、20人近い学生たちの質問も受けながら授業が進められました。
 見学したのは岩田珠立さんと林俊吾さん。2限目授業(午前10時40分~12時10分)に合わせ訪れました。2人は永川さん、初の留学生寮長の経営学部3年生の郭煜杭さん、同1年生寮生の杉江祥太朗さんからプレゼンやゲストハウス運営、祭り参加などの地域活動の説明を聞いた後、自炊設備もある交流スペース、6人共同部屋などハウス内を見て回りました。
 岩田さん、林さんともラーニングハウスを訪れたのは初めて。「施設が予想以上に整っているのに驚きました」「ゲストハウス利用者との交流ができるのは素晴らしい」などの感想を語っていました。
 授業では今後、ラーニングハウスの現状と課題についてまとめますが、岩田さん、林さんとも「課題はコロナ禍もあって減少傾向にある入寮生をどう増やすかだと思う。ラーニングハウスの素晴らしさをどんどん広め、入寮希望者の増加に結びつけていくことが大切だと思う」と話していました。
 今回のオンライン「訪問中継」授業の意義と学生たちの反応を含め、手嶋教授は「ラーニングハウスの名前を聞いたことはある、というくらいの在学生が多い。寮生以外の学生にも呼びかけて気楽に集まって、新しい活用方法を考えていいのでは」と話しています。

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