「大学の歴史に新たなページ」榊理事長が秋季2位の硬式野球部を称える

　愛知大学野球秋季リーグ戦を初のAクラス2位で終えた愛知東邦大学硬式野球部が10月26日、榊直樹理事長、鵜飼裕之学長にあいさつに訪れ、リーグ戦報告を行いました。
　訪れたのは田中洋監督、深谷和広部長（経営学部教授）と4年生の松吉颯生主将（人間健康学部）、投手の玉井裕一郎選手（経営学部）、主務の真柄直人さん（人間健康学部）、3年生の毛利水樹選手（同）、2年生副主務の樋口一希さん（同）、1年生マネージャーの樋口優歩さん(同)。
　田中監督は「もう１試合勝てれば優勝というところでしたが、４年生を中心に結束して、いい試合を毎試合やってくれました。２位という成績で終わりましたが、選手たちの努力が試合ごと随所に出て、私自身、感動してべンチで涙ぐむような場面もありました。キャプテンの松吉は打撃では苦しみましたが、いいところでホームランを打ってくれましたし、玉井も最多勝利賞に輝きました。いずれも努力のたまものです」とシーズンを振り返りながら4年生たちの健闘を称えました。
　松吉主将は「5位だった今年春、昨年秋に比べたら、チーム力が各段に上がったからこその２位だと思っています。あの試合を取っていたら1位という試合もありましたが、新キャプテンの毛利たち後輩たちによって、ここぞという大事な試合に勝てるチームになってもらいたいと思います」と報告しました。
　選手たちは、榊理事長や鵜飼学長からの質問に答える形で、それぞれが秋季リーグ戦での思い出のシーンなどを報告しました。
　榊理事長は「対戦した大学はどこも学生数はうちの10倍、野球部員数も2倍、３倍の学校。並みいるそんな大学を押さえての2位。皆さんは愛知東邦大学の新しい1ぺージを描いてくれました。本学にとっては歴史的なことだと思います。大学野球は選手たちが入れ替わりながら歴史が創られていきます。今季の体験を生かし来季も新しい歴史のページを描けるよう頑張ってください」と選手たちの健闘を称えました。