愛知東邦大学

2023.10.22

男子サッカー部が創部22年目で1部昇格決めた

 東海学生サッカー2部リーグで愛知東邦大学は10月21日の最終18節で、岐阜聖徳学園大学を2-1で下し創部以来22年目での1部昇格を決めました。
 リーグ最終順位は1位が勝ち点44の中部大学で愛知東邦大学は42で2位でした。石渡靖之総監督は「楽な戦いではなかったが選手たちが最後までが頑張ってくれた。1部に昇格しなければ進展はないのでよかった。来年は新たな1年生を加えて1部の戦いに臨みたい」と語りました。
 男子サッカー部は開学2年目の2002年4月、2期生たちによって創部されました。1部、2部、各県リーグ(愛知、岐阜、三重、静岡)の東海学生サッカー連盟で、愛知東邦大学が2部リーグ昇格を果たしたのは創部10年目の2011年リーグ戦。しかし1部昇格圏内に近づくこともできない試練が長く続きました。2020年度からは船橋市立船橋高校サッカー部を監督としてインターハイ優勝3回、高校選手権大会優勝1回の実績を持つ石渡総監督(人間健康学部教授)が指導、コーチを経て就任した氏原良二監督とともに、チーム強化が図られてきました。氏原監督は「昨年も最後で負けており、最後のホイッスルが鳴るまで気を引き締めての試合だった。最後に1点を取られたことは1部での戦いの課題になる」と振り返りました。
 キャプテンの山崎楽久選手(人間健康学部2年)は「気持が相手を圧倒した試合でした」と試合を振り返りながら、「今のメンバーは1、2、3年生が中心。1部で戦い抜けるようレベルアップしていきます」と語りました。
◇第18節(10月21日、岐阜聖徳学園大学羽島キャンパスサッカー場)
 愛知東邦大学 2―1 岐阜聖徳学園大(1 ―0) (1―1)
 ▽得点 佐藤光(2年)
 前半立ち上がりから両者譲らない緊迫した試合展開で、サイド攻撃やカウンターなどからチャンスを多く作ります。前半33分に髙橋快(2年)のコーナーキックから佐藤光(2年)がヘディングで決め、先制。このまま1―0で前半終了。
 後半も立ち上がりから、チーム全体で戦い、攻守において相手を上回りました。57分に左サイドで松永凌(3年)のクロスを佐藤が決め2点目。その後、1失点してしまいますが、集中力の高い守備で隙を見せず守り切り試合終了。リーグ優勝はできませんでしたが、目標であった1部リーグ昇格をつかみ取ることができました。来年は1部リーグで今年以上に厳しい戦いになります。良い結果を残せるように再出発をしていきます。(人間健康学部2年・安井新空)
 順位表や試合結果などは東海学生サッカー連盟のウェブサイトをご覧ください。

< トップに戻る

Instagram LINE You Tube