2023.07.05
人間健康学部地域防災コースが合同ゼミで災害時の献血事業など学ぶ
人間健康学部地域防災コースは7月4日、「日本赤十字社の役割:日本の献血事業の実際」をテーマにゲストスピーカーを招き合同ゼミ(渡辺弥生准教授ゼミ主催)を開催しました。
午後1時(3限)からB202教室で開催された合同ゼミには渡辺、尚、藤沢、三好の4ゼミから学生約40人が参加。愛知県赤十字血液センターの尾河昌子氏(総務課企画係長)、佐藤大輝氏が講師を務めました。。
日本赤十字社では9つの事業を展開していますが、今回は災害時の活動と献血事業についてお話しいただきました。
災害救護では、医療救護や救護所の設置(dERU:国内型緊急対応ユニット)について、義援金の受け付け、配分などの活動、平時の活動として防災セミナーなどを行い人々の命を守る活動が行われていることなどを学びました。
医療の視点から、「けがや病気の際に行う輸血」に向けての献血の仕組みや献血の実際についても学び、若い世代の献血協力が少ないこと、医療が発達しても人間の血液でしか救えない命があることも学びました。
学生たちは真剣に聞いており、多くの質問がありました。感想の中には、「〝60分で助かる命がある〟という言葉から、献血に関心を持てた」という意見もありました。今後の研究テーマの参考となれば良いと思いました。(渡辺弥生)