愛知東邦大学

2023.06.12

名東区「子ども・子育て支援応援助成事業」審査会に本学学生2人も参加

 名東区の「子ども・子育て支援応援助成事業」の2023年度審査会(第2次審査)が6月10日に行われ、昨年に続き愛知東邦大学の学生2人が審査員として参加しました。
 名東区は転勤族が多く、子育て世帯の多い「若い区」とされています。このため同区では、子育て世代が、地域で孤立せず、暮らしやすさ、子育てしやすい環境になるようサポートする事業を、「赤い羽根共同募金」を財源に行っています。
 同区在宅サービスセンターで開催された審査会では申請があった7団体の事業(助成申請金額4万円~10万円)を審査。子どものネット依存・ゲーム障害予防の対応策を考える、安全な地域交流の場、保護者も楽しみながら交流できる場所の提供、不登校児童の居場所を提供して主体性・社会性を育む、猪高緑地棚田での親子稲作体験などの各事業についてのプレゼンを受けました。
審査には学識経験者として愛知東邦大学教育学部の堀篤実学部長、子育て当事者らの大人審査員7人、学生審査員として、本学教育学部子ども発達学科3年生の唐木岳大さんと経営学部国際ビジネス学科4年生の中村千聖さんが参加しました。
 中村さんは、「地域の方が、地域活性化活動を行い、様々な事業や企画を運営、実施していらっしゃる姿に大変感銘を受けました。審査員内のお話の中では、共感だけでなく厳しい意見なども多くありました。それも、地域を良くするために必要なことで、参加者も審査員もベクトルを合わせ、創意工夫して地域に貢献できるために最善を尽くすという場面を間近に感じることができました。地域の学生代表として参加させて頂き、赤い羽根募金で集まった資金の行方や、地域活性化のために、小さな実践を積み重ねることの大切さを学ぶことができました」と話しています。(地域・国際交流課 安井文康)

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