2023.05.31
教育学部で平和公園を活用した「自然体験アクティビティ」を実施
教育学部は5月31日、2年生「総合演習Ⅰ」の授業で、愛知東邦大学に隣接する平和公園を活用した「自然体験アクティビティ」を実施しました。
伊藤龍仁先生と龍ゼミの学生がファシリテーターを担当し、平和公園・くらしの森を散策しながら、様々なアクティビティを体験しました。
はじめに、「森のようちえん」での勤務経験がある梶浦恭子先生から、自然体験に入る前の諸注意とともに、「幼稚園児には、森には神様がいるんだよ。だから森の神様に感謝しましょう」と話をすることを教えていただきました。
次に、龍ゼミの学生の指示のもと、「バット&モス」のアクティビティに取り組みました。目隠しをして音を頼りに相手を捕まえるゲームで、ゼミごとに大変盛り上がって活動していました。
「樹木のシルエット」のアクティビティは、平和公園に生えている樹木の形を真似て当てるゲームで、身体を使った表現やクイズに楽しみながら取り組んでいました。
「葉っぱじゃんけん」のアクティビティでは、「四つ葉のクローバーがあった」「ザラザラしている葉っぱがあった」「赤い葉っぱがあった」など、普段より感性を研ぎ澄ませて、さまざまな自然への気付きをもつことができました。
「自然の中で音探し」のアクティビティは、五感を開いて、目を閉じて一人になり自然を感じるゲームで、「水の音、鳥の鳴き声、鳥が飛び立つ音を感じた」「草のにおいを感じました」などといった感想を持つ学生もいました。
参加した学生からは、「五感を使って自然を体感する貴重な機会になった」「久しぶりに木登りをしたり、虫を見つけたりして楽しかった」「また平和公園で活動したい」などの声が聞かれました。
将来、自然に触れることの大切さを伝えられる保育士や幼稚園・小学校の教員になってほしいと思います。(教育学部准教授・白井克尚)