愛知東邦大学

2023.02.08

学生自主企画「おにのおめんを作ろう」in とだがわこどもランド

 教育学部ではサービス・ラーニング実習の授業で、1年生が地域に実習に出かけます。実習生の受け入れ先の一つが名古屋市港区春田野にある「とだがわこどもランド」です。「とだがわこどもランド」は名古屋市唯一の大型児童センターです。

 2022年度のサービス・ラーニング実習では、このとだがわこどもランドで1年生の二つのグループが、自分たちで一から企画したイベントを実施しています。サービス・ラーニング実習での学生たちの自主企画は初めての試みです。学生たちがグループで話し合い、企画書を作成し、とだがわこどもランドの担当者の方と何度も打ち合わせをしました。必要なものの一覧を作成したり、物品の購入をしたりと、計画から実施、振り返りまでの一連の過程を学生たちは経験します。

 2023年1月29日(日)に1つ目の学生グループが「おにのおめんをつくろう」を行いました。当日は寒い日でしたが、朝からたくさんの子どもたちが、「創造の部屋」(工作室)を訪れていました。職員さんに「大学生のお兄さんたちが作り方を教えてくれるよー」と声をかけられると、子どもたちは必要な道具を職員さんからもらって、学生たちに促されて、テーブルにつきました。それぞれのテーブルで学生たちにやり方を教えてもらいながら、子どもたちは、自由にさまざまなおにのお面を作っていました。中には、新聞紙をリーゼントに見立てて、リーゼントおにを作ったり、モールをきれいな形に整えてすてきな飾りをつけたおにを作ったりする子どももいました。

 学生たちは、子どもたちの保護者の方や、とだがわこどもランドの職員の方にさまざまな助言をもらいながら、何とか企画を終えました。学生たちにとっては自分たちで企画した行事を大学以外の施設で実施することは初めてでした。準備不足の部分も多くありました。職員さんとのやりとりや、保護者とのやりとり、また、子どもたちとの交流の中で多くの気づきを得たことと思います。この経験から得た気づきを次の実習にぜひ生かしてほしいと願っています。

 2つ目のグループは2023年3月5日(日)に「ぶんぶんごまをつくろう」の企画を実施予定です。当日たくさんの子どもたちがいろとりどりのぶんぶんごまを作る様子を見られるのを楽しみにしています。学生たちが子どもたちの生き生きした体験を生み出してくれることを期待しています。

(文責:教育学部子ども発達学科准教授 虎岩朋加)

【当日の写真】
できあがったおめんをつけてポーズ

大学生のお兄さんにどんなおめんをつくるか相談

とだがわこどもランドの職員の方々(いつもご指導ありがとうございます!)

モールをどんな形にしようか

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