愛知東邦大学

2023.01.23

「深い洞察と情熱伝わった」第3回ビジネスコンテストでグランパス小西社長が評価

 名古屋グランパスのグローバル化について学生たちのアイデアを競う2022年度愛知東邦大学「名古屋グランパス×グローバルコンテスト」の表彰式が1月20日、S棟1階のSCホールで開かれました。2019年度に名古屋グランパスとのコラボ企画を募る第1回「ビジネスコンテスト」が開催されましたが、コロナ禍対応もあり、ビジネスコンテストとしては3回目の開催となりました。
 今回は27組の応募の中から、最終審査が名古屋グランパスの小西工己社長、愛知東邦大学の榊直樹理事長、鵜飼裕之学長、田村豊経営学部長、西尾敦史人間健康学部長、堀篤実教育学部長によって行われ1位から3位までの表彰が決まりました。表彰式プレゼンターは地域産学連携センター長の上條憲二・経営学部教授が務めました。
 1位に選ばれたのは「グランパス東南アジアプロジェクト~グランパススペシャルマッチ~」のテーマで提案した経営学部地域ビジネス学科3年の大木俊平さん、江端優輝さん、高橋涼馬さんのチーム。東南アジアでのスペシャルマッチ開催によって、海外での新たなサポーターの獲得、グランパスの試合の海外ネット配信やメディア中継、選手やマスコットの知名度アップや新たなビジネス展開につながるなどのメリットをアピールしました。
 2位は「ハラル食×グランパス」をテーマにした人間健康学部3年の小泉吏句さん、土蔵泰聖さん、尾藤遼弥さん、中田輝さんの4人。3位は「グランパスのタイ春季キャンプで水害イベントを開こう!」と提案した人間健康学部3年の村井木乃花さん、南修司さん、後藤優衣子さん、望月海良さんの4人。
 コンテストを振り返った名古屋グランパスの小西社長は「プレゼンの中身の絶対的なレベルがかなり上がっています。皆さんの深い洞察と情熱がしっかり伝わってくる中身になっていました。1位の東南アジアプロジェクトは、今我々が水面下で進めているプロジェクトの一つ。我々がやろうとしている近未来をとらえていること自体が高い評価につながりました。コロナ前には、実際にタイの優勝チームとグランパスとか複数のJリーグのチームがタイに行ってテストマッチをするみたいなことはやっていました。グランパス対タイリーグ優勝チームの対戦はもちろん、グランパスのU18は強いので、U18同士もやりたいところです」となどとの講評しました。
 最後に小西社長は、学生たちへのエールとして、「空振りしてもナイススイングと呼ばれるような、ストレッチターゲット(高い難易度に設定した目標)を設けて、そこに向かってまい進してください。それが皆さんの成長につながると思います」と強調しました。

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