2022.12.14
大学祭、授業などテーマの「学長ミーティング」で意見続出
鵜飼裕之学長と学生会との意見交換会「学長ミーティング」が12月14日、スチューデントコモンズ(S棟1階)で開催されました。学生たちの声を教育活動に反映させるのが狙いで、鵜飼学長が就任した2021年度にも大学祭開催を前にした10月に開かれており、今回で2回目の開催です。
学長ミーティングは午前の部(11時15分~同45分)と午後の部(0時半~1時半)に分けて行われました。参加した学生会メンバーは10人。午前の部では大学祭(第57回「和丘祭」)をテーマに意見交換が行われ、大学側からは舩木恵一副学長、学生委員会委員長の新實広記教育学部准教授も加わりました。
学生会長で実行委員長でもある紙屋美咲さん(人間健康学部4年)は、「未経験者が多い中、2019年以来3年ぶりに対面の大学祭を目指し、基本的には復活させることができました。ただ、在校生の参加数が予想より少なく、情報発信の少なさ、遅さなど課題も出ました」と報告。鵜飼学長が「先輩たちの応援などもありましたか」という質問に、「いろいろ分からない点などを聞いたりして助けてもらいました」と答えていました。
鵜飼学長は、「依然としてコロナのリスクもあり、大学祭体験のない人が多い中、いろんなことを企画するのは大変だった思います。反省点や今後の課題などもしっかりまとめてあるようですが、短い準備期間の中、本当によく頑張ったと思います」と実行委員メンバーたちを労いました。
授業や履修登録など教学面を中心にした学生生活をテーマにした午後の部では教務委員長の宮本佳範経営学部教授が進行を務めました。
コロナ禍を経ての学生生活については、参加者から様々な声が出ました。「リモート授業で急に接続が悪くなり入れなくなる時がある」「教室の場所によって接続しにくい」「対面授業になってよかった。リモート中心で学生生活が終わったらむなしい」「リモートの方が、通学時間の分が有効に使える」。
「経営学部だが、子供が好きなので、人間健康学部や教育学部でやっている子供と関わる科目が取れたらい」「保育士を目指してきたが、実習での体験を経て別の道を探している」「学生たちの声を広く集めて魅力ある大学にするために、学内に意見箱を設置しては」などの声も出ました。
鵜飼学長は、「いろんな意見を聞かせていただきました。コロナ禍を経て、我々もどんな教育をしていったらよいか模索しています。意見箱の提案もありました。できるだけ多くの学生の皆さんの声が届くよう、今後もこういう機会を増やしていきたいと思います」とあいさつし、意見交換会を終了しました。