愛知東邦大学

2022.09.21

国際ビジネス学科が留学生ら15人の国内インターンシップ修了報告会

 経営学部国際ビジネス学科(IB)の留学生ら15人による国内インターンシップ修了報告会が9月16日、A102教室で行われました。
 IBのインターンシップ研修は3年生の必須科目ですが、今回はコロナ禍で入国が遅れた4年生留学生らも参加しました。15人の留学生、外国籍学生の国籍は10人が中国、3人がベトナム、ペルー、スリランカの学生が各1人です。
 15人は9月1日から16日まで、株式会社丸八テント商会(本社・名古屋市中区)が実施したインターンシッププログラムに参加しました。同社は2012年から、大学生の長期インターンを実施しており、今回そのノウハウを用いて、約2週間で「日本のビジネス」を学ぶプログラムを提供。海外の市場調査、名刺交換練習、日本のビジネスマナー講座をはじめ、金融・保険・製造・産廃・投資など様々な業界の方を外部講師として迎え、日本の様々な会社について学びました
 具体的にはプルデンシャル生命株式会社、株式会社エヌ・エス・テー、名古屋銀行などが講座を行いました。また、外部講師だけではなく、丸八テント商会で兼業・副業人材として働くソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社の社員の方や、同社が毎年留学生インターンシップの受け入れを行っている、国の機関である一般財団法人日本国際協力センター(JICE)担当者も講座を行いました。
 その他にも、森松株式会社が主催する展示会や、公益財団法人科学技術交流財団が運営する研究開発拠点「知の拠点あいち」への訪問、丸八テント商会の施工事例である「みんなの森ぎふメディアコスモス」を見学し、日本のものづくりについても学びました。
 報告会では、最初に田村豊経営学部長(国際ビジネス学科長)、丸八テント商会の佐藤均社長らがあいさつ。学生たちは、各自パワーポイントを使用し、5分間のプレゼンテーションを行いました。インターンシップで得たそれぞれの気づきを、堂々と、飛躍的に上達した日本語を使って発表。
 ベトナム人留学生のレティ・キムアンさん(3年)は、「しっかり勉強して良い成績があれば、良い仕事が見つかると思っていましたが、今回の経験で、初めて聞くこと、知ることがたくさんありました。自分を客観的にとらえ、足りない知識・スキルや取り組むべきことを明確にすることができました」と報告しました。
 学生たちのその姿からは、2週間の体験がもたらした変化と成長が手に取るようにわかり、さらにこれからの活躍に対する期待が高まりました。(国際ビジネス学科教授・佐々木裕美)

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