愛知東邦大学

2022.09.11

満月も祝福 愛知東邦大が粘りの逆転で1部リーグ初勝利

 愛知東邦大学が愛知大学野球1部リーグ初勝利を飾りました。秋季第2週は9月10日、パロマ瑞穂球場で3試合が始まり、1-2で愛知工業大学を追う愛知東邦大学は8回に3点を奪い、4―2で逆転勝ちしました。先発した徳久遼(3年)は8安打を許しながらも要所を締めて完投、先頭打者に入った青木柊斗(同)が3安打を放つなどチームを鼓舞しました。
 第1、第2試合が長引いたため第3試合の開始は午後4時28分。途中から照明が入りナイターゲームとなり、終了したのは7時41分。夜空には愛知東邦大学の1部昇格初勝利を祝うかのような中秋の名月も現れていました。
 選手たちを前に榊直樹理事長は「歴史的な1部リーグ初勝利おめでとう。押し出しやエラーで先制されましたが、どんな状況でもあきらめなければ必ずチャンスはやってくる、そんな粘り強い野球の勝利でした」と選手たちを称えました。
 愛知東邦大がもぎとった4点は、相手チームの暴投、パスボールやタイムリーヒットではない内野ゴロでの得点。田中洋監督も「泥くさい、粘りの野球での1部初勝利でした。徳久はあぶない場面もあったが、目が全く死んでおらず投げ切ってくれると信じました」とエースの健闘を称えました。
 打のヒーロー青木とともにガッツポーズした徳久投手は「チームのみんなが必ず追いついてくれると信じて投げ続けた。愛工大の中村優斗投手も評判通りすばらしかったが、相手がよければよいほど気持ちで負けてはならないと投げ切りました」と胸を張りました。
 第2戦もパロマ瑞穂球場で行われ、愛知東邦大×愛知工業大戦は第1戦と同じ第3試合(午後3時試合開始予定)です。
◇第2週9月10日(パロマ瑞穂野球場第3試合)
  愛知東邦大 000 001 030=4
  愛知工業大 110 000 000=2(愛知東邦大1勝)
  (東邦)徳久遼(3年)―松吉颯生(同)

 試合結果や今後の日程等は愛知大学野球連盟ウェブサイトをご覧ください。

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