愛知東邦大学

2022.08.08

「ホテル・ブライダル論」学ぶ経営学部6人が名古屋マリオットアソシアホテルを見学

 経営学部地域ビジネス学科で「ホテル・ブライダル論」(担当・松下晴洋非常勤講師)の授業を受講する学生のうち希望者6人が8月4日、実際のホテルを見学しました。
 授業では、ホテル(ブライダルを含む)業界全般の業務について理解する事を目的としており、歴史や業界の動き、抱える問題等にも触れ、ホテル各部門の実務について基本的な事を学びます。最終的に各自オリジナルのホテル・ブライダル計画を作成し提出してもらいました。今年度前期は、3、4年生79人が受講しています。
 松下非常勤講師の引率で6人が訪れたのは、名古屋駅直上に位置する名古屋マリオットアソシアホテル(株式会社ジェイアール東海ホテルズ)で、当日は、本社人事担当の方にご案内頂きました。
 JRセントラルタワーズビル15階にあるメインロビーに集合した一行は、この夏ロビー中央に展示中で、大きな水槽の中を泳ぐ弥冨の金魚を鑑賞し、同ホテルが大切にする「季節感」をまず感じました。そして、ブッフェ料理を提供するオールデイダイニング・パーゴラの中に入り、メニューの説明やホールで働くスタッフの役割を聞きました。
 その後、ロビーを歩きながらフロントレセプションやロビーサービススタッフの仕事を見て2階に降り、メインエントランスで働くドアマンの仕事内容に耳を傾けました。再び17階に上がり、普段は、なかなか見る事が出来ない神殿とチャペルを、最後に39階の一般客室と49階のスイートルームを見せて頂きました。
 参加した学生のうち、小島菜美さん(3年)は「実際に働いている皆さんの姿から、自分の仕事に責任を持つだけでなくプライドを持って働いているのが分かりました。そして、お客様を立てる考え方を全スタッフが共有しているからこそ、気品にあふれているのだと感じました」と感想。太田樹さん(同)は、「これからの就職活動や私生活等で、学べる部分が沢山あったすごく良い時間でした」と振り返りました。
 質疑応答の時間も設けられ、参加者全員が積極的に質問をしましたが、担当の方からは、とてもていねいな説明や回答を頂き、有意義な機会となりました。(松下晴洋)

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