2022.06.14
学生39人が参加して3年ぶり「認知症サポーター養成講座」開催
愛知東邦大学の2022年度「認知症サポーター養成講座」が6月14日午後1時からLCホールで開かれました。コロナ禍での中断があり、3年ぶりの開催でしたが、人間健康学部地域防災コース学生を中心に学生39人と教員3人、地域の一般市民5人も参加しました。
養成講座は藤沢真理子教授ゼミ3年生の村井木乃花さん、尾藤遼弥さんが司会を担当。名東区北部いきいき支援センタースタッフ、愛知信用金庫スタッフが講師となって進められました。
名東区北部いきいき支援センターの太田友美さんによる講義は名古屋版「認知症サポート養成講座標準テキスト」を使って行われました。時間や場所が分からなくなる「見当識障害」の理解を深めるため、支援センタースタッフが、散歩中に道に迷ってしまった「おばあちゃん」役を演じ、学生たちに自宅へ帰る方法を教えてもらう実演も行われました。
受講者には、「認知症サポーター」資格の証明であるオレンジリングが贈られました。
3年ぶりに「認知症サポーター養成講座」の開講について、企画の中心となった藤沢教授は「本当に対面開催できよかったです。地域防災コースの学生たちは警察や消防や企業などを目指しており、今日学んだことが社会人になった時に役立つと思います。1人でも多くの人が認知症の理解を深めていただければと思います。」と話しています。