2022.05.27
「第3回大学ボッチャ交流会」に学生9人が参加しました
パラリンピック種目の「ボッチャ」を通して、大学生と障がい者や高齢者が交流を深めるイベント「第3回大学ボッチャ交流会」が5月21日、中京大学名古屋キャンパスで行われ、愛知東邦大学からも3学部からそれぞれ2、3、4年生計9人の学生が参加しました。
この交流会は名古屋市社会福祉協議会と名古屋市内の10大学の職員らが、学生の社会貢献について考える「なごやか地域福祉・大学ラウンドテーブル」が主催しています。
参加したのは、学生(愛知東邦大、愛知学院大、名城大、中京大、名古屋学院大、愛知大、同朋大、愛知淑徳大の8大学)と昭和区在住の高齢者の方、そして身体に障がいを持つ方たちで総勢63人が混成チームを組んで競技を行い、各大学の地域連携センターの担当職員が審判を行いました。
ボッチャとは、ジャッグボールと呼ばれる白いボールに、赤青それぞれ6球ずつのボールをいかに近づけるかを競うスポーツです。カーリングのように相手のボールを弾いたりして、自分が優位に立てるように位置取りをしていきますが、的も弾いて移動させることができるため、カーリングとは一味違う戦略で魅力がある競技です。
試合は、大学生4人、高齢者の方、障がいを持つ方1人の合計5人で1チームを作り、それぞれのチームで競いました。ジャッジの間など、それぞれのチームが一団となって勝利を訴える姿は、初対面とは思えないほどのチームワーク力で、みんなで一つのことに全力で取り組む素晴らしさを実感しました。
同じチーム内で、スクールカウンセラーを目指す人や社会福祉に関する仕事に就くために勉強している人に出会いました。私の周りにはいない職業を目指している人たちと共に交流し、障がいをもつ方、高齢者の方との関わり方を近くで学び、たくさんのコミニュケーションを取ることができました。
また参加したメンバーで、ファッションが好きで古着屋を巡ることが好きな学生との出会いもありました。その学生はさまざまなボランティアに参加し、その経験から自分の趣味を、障がいをもつ方たちのために役立てないかと考えたそうです。そして今は古着をリメイクし、義足など付けていても着やすく、ファッションを楽しめることが出来る服を作っているそうです。自分の趣味から誰かのために行動するその一歩を踏み出す勇気を出した仲間にとても刺激を受けました。
今回初めて「大学ボッチャ交流会」に参加しましたが、学びと共に多くの仲間と出会うことができました。また機会があれば参加したいと思います。(経営学部国際ビジネス学科3年・服部花厘)