愛知東邦大学

2022.05.09

「とだがわこどもひろば」でサービス・ラーニング実習

愛知東邦大学教育学部の1年生(12人)と2年生(27人)が、53日・4日・5日の3日間、とだがわこどもランド(港区春田野)で開催された「とだがわこどもひろば」で、サービス・ラーニング実習を実施しました。3日(火)の憲法記念日は快晴で、とだがわこどもランドには、たくさんの子どもたちが遊びに来ていました。3日のサービス・ラーニング実習に参加した1年生のうち、4名はホールで行われていた「はなまる&ASUKAの特盛パフォーマンス」で会場整理を行っていました。酒井来実さんと飯原悠仁さんは、会場に入る子どもとその保護者に、笑顔で話しかけながら、靴を入れる袋を渡していました。

創造の部屋(工作室)では2年生の4名が、小さい子どもたちが「くるくるこいのぼり」、小学生以上の子どもたちが「ガチャガチャカプセルこま」を作るのをお手伝いしたり、作業するテーブルの消毒作業を行っていました。2年生の近藤木菜美さんが、自分で作った「くるくるこいのぼり」のくるくる回る様子を子どもたちに楽しそうに見せていました。それにつられて、子どもたちも、できたばかりのこいのぼりをくるくるさせようと一生懸命走っていました。

調理の部屋では、2年生の4名と1年生の1名が、「食パンフロランタン」作りのお手伝いをしていました。子どもたちが最後までしっかり後片付けができるように、サポートをしているのが印象的でした。2年生の磯貝みなみさんは、皿洗いをしながら学校の話をしていた子どもの話にしっかり耳を傾けていました。この日は、あまりにもたくさんの人出があり、調理の部屋の学生たちは予定にはなかったものの、急遽、ロビーにブースを設置して、「おりがみdeドーナツ」作りを実演。子どもたちが次から次へと並んで、学生たちに作り方を教えてもらっていました。

明るい日差しが照る中、外のプレイパークでは、2年生の横山理緒さんと吉田明夏さんが、元気いっぱいに子どもたちと、ボール投げや縄跳び、積み木を行っていました。吉田さんが積み木を積み上げるのを手伝ってあげると、子どもたちはできあがった高さにびっくり。横山さんは、ボール投げの片付けも楽しく子どもたちができるような声かけを行なっていました。

サービス・ラーニング実習は、学生たちにとって、大学での学びを、体験として実感して自分の知識とする絶好の機会となります。とだがわこどもランドには、小さい子から大きい子までさまざまな子どもたちがやってきて、遊びに参加するので、学生たちには、台本や指導案のない子どもたちとのやりとりが求められます。学生たちは、ここで、これまでの知識を総動員して、自分の頭で考え、やってみて、納得するのです。

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