愛知東邦大学

2021.06.14

野球新人戦 愛知東邦が手中のベスト4逃す

 愛知大学野球連盟の2021年度新人戦で愛知東邦大学は612日、3回戦で中部大学(1部リーグ春季3位)に延長10回でサヨナラ負けし、ベスト4進出を逃しました。

 会場が愛知学院大Gから急きょホームの愛知東邦大日進Gに変更。愛知東邦大は先発の富田綱希(2年)の好投と、3番松吉颯生(同)の2点本塁打など打線がつながり8回を終わって712回戦からの1部校連破でベスト4進出を決めたかに見えました。

 しかし、学生コーチたちが指揮するベンチは91死から、好投を続けていた富田を下げ、リーグ戦で出番が少なかった2年生投手にスイッチ。しかし、この投手交代を機に中部大の反撃が始まり、1年生も含め送り出した3投手が打ち込まれ、7-7の同点に追いつかれてしまいました。

 無死12塁から始まるタイブレイクでの延長戦。10回裏、中部大に7―11となるサヨナラ満塁弾が飛び出し試合終了。91死まで7―1。あとアウト2つでベスト4進出を信じていたベンチも応援席も信じられない幕切れとなり、まさに、野球は最後の最後まで分からない、筋書きのないドラマであることを見せつけた結果に終わりました。

 勝負に〝もしも〟は禁句ですが、愛知東邦大が勝っていれば、13日の準決勝は東海学園大(12位)との対戦でした。東海学園大は準決勝で中部大に7―4で勝ちましたが、決勝では名城大が東海学園大を8―3で退け、1部リーグ優勝、全日本大学野球選手権記念大会出場の貫禄を見せつけました。

 愛知東邦大学の選手たちは、新人戦で高い授業料を払ったと思い、秋季リーグ戦でのリベンジに臨んでほしいと思います。

 

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