2021.06.15
売木村寄付講座「地域振興論」授業を長野県の2紙が紹介
愛知東邦大学と長野県売木村が「学び合い協働事業」の一環として4月から実施している同村寄付講座「地域振興論」の授業が、信濃毎日新聞、南信州新聞で紹介されました。
前期科目である「地域振興論」は7月29日まで15回の開講。経営学部地域ビジネス学科3、4年生約50人が受講しており、担当である今瀬政司准教授によるオリエンテーション、概論に続いて、4月29日から清水秀樹村長をトップバッターに対面授業が始まりました。しかし、コロナ禍で5月12日に愛知県に緊急事態宣言が発令されたためオンラインでの授業が行われています。
南信州新聞は6月5日紙面(写真)で、「愛知東邦大で村民が講師に」の見出しを掲げ、6月3日に行われた、売木村役場、大学、学生をオンラインでつないでの授業を取り上げました。
同村の農業生産法人「ネットワークうるぎ」役員の後藤俊文さんが講師を務め、農地の維持や担い手の確保に向けて取り組んでいる農産物の特産品化、農業体験イベントを通じた都市部との交流事業などについての講義を紹介しました。
信濃毎日新聞は6月12日紙面で、後藤さんによる講義と、同10日に行われた売木村で道の駅を運営する能見奈津子さんの講義を紹介。能見さんは、人口増を目指して開いた婚活イベントで、カップルが誕生しゴールインし、村内で子育て中であることも報告しました。
信濃毎日新聞は今瀬准教授の「村民にとっては村の振興に役立ち、学生には将来設計の参考になる」という期待のコメントとともに、夏には学生たちによる村内現地調査、秋には村民向け愛知東邦大学による公開講座も計画されていることなども紹介してています。
売木村の清水村長は、初回講義を紹介した愛知東邦大学Facebookに、「良い機会をいただきましたことに感謝です!大学のフェイスブックをシェアさせていただきました」とのコメントを寄せています。
売木村・愛知東邦大学 学び合い協働事業のホームページもご覧ください。