2020.01.27
教育学部1年生たちがサービス・ラーニング実習で報告会
教育学部は1月24日、「サービス・ラーニング実習Ⅱ」の授業(4限)で、名東区内を中心とした保育園、幼稚園、小学校、児童館等でのサービス・ラーニング実習の報告会を行いました。
サービス・ラーニング実習は、今年で6年目、授業化されて4年目です。後期の学生の中には、過去最多の48ユニットの実習経験をした意欲的な学生もおり、教育学部の特色ある取り組みとして、すっかり根付いてきていることが伝わってきました。
後期は、学生1人ずつが、実習を通して学んだことと、今後の課題について報告を行いました。学生の中には、制作物を持って来て、学習の成果を振り返って発表をする学生もいました。
学生からは、「企画から運営まで頑張ったクリスマス会では、子どもが知っている歌を歌ってくれて嬉しかった」「子どもと楽しく接するためには、立て膝をして子どもと同じ目線に立つことが必要なことを知りました」「保育士さんの様子から、時には待ってあげることの大切さを学びました」「小学校の作品展の影には、裏方の先生方のたくさんの努力があったことに気づきました」などといった報告がありました。
学生たちはそれぞれの経験を、自分なりの言葉で具体的に表現することができていて、素晴らしい報告会になりました。
報告会に参加された先生方からは、「発表を聞く態度もよくてプレゼンの仕方も上手」「自分自身のことにも気づいて、それぞれが良い経験をしたと思う」「クリスマス会ではとても生き生きと表現していて感動しました」 などの評価もいただきました。
前期発表と比べて、子どもや教師、保護者の細やかな様子について、多様で具体的な視点から報告されており、成長の跡がうかがわれました。
サービス・ラーニング実習を通して学んだことを、今後の実習や学習にも生かしていって欲しいと思います。
(教育学部子ども発達学科准教授・白井克尚)