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名古屋城天守閣の整備で名古屋市が学生の声聞く

2016/1/25

 空襲で焼失後、鉄骨鉄筋コンクリートで再建された名古屋城天守閣の整備について、名古屋市は耐震改修、木造復元について検討・調査を進めていますが、担当者2人が1月21日、愛知東邦大学を訪れ、学生たちの声を聞きました。
 木造復元を公約に掲げる河村たかし市長は、木造天守閣の復元を「名古屋の新たな魅力にしたい」と構想実現に意欲を見せていますが、耐震改修した場合の約29億円に比べ最大400億円に上る巨額な工事費が確保できるのか課題も立ちはだかっています。名古屋市では市民の理解を得ながら整備計画を進めるため、河村市長が構想を説明するタウンミーティングを全16区で実施。学生からの意見聴取会も名古屋市立大学、名城大学で行っています。
 愛知東邦大学での意見聴取会は午後1時から、人間学部子ども発達学科の後藤永子教授(保育)のゼミ授業を使いB301教室で行われました。名古屋市からは経済局名古屋城総合事務所の寺本秀樹主幹と大橋直幸主事が出席。昨年夏、フィールド調査(来場者観察)で名古屋城を訪れている7人のゼミ生たちに寺本主幹は、タウンミーティングでの説明資料をもとに説明。再建から半世紀以上が経過し、コンクリートの劣化や耐震性の確保などの点から、耐震改修か木造復元による天守閣整備についての検討・調査が実施されてきたことを指摘。「詳細な図面が残された名古屋城は、史実通りの復元が可能な唯一のお城であり、木造天守閣が実現すれば、建物そのものが復元展示となる」となり、博物館的な価値があることも強調しました。
 学生たちからは、「夏に名古屋城を訪れた時は博物館のような資料が目だって期待外れだった」「本丸御殿の一部を見て、畳の匂い、木の良さなど木造建築の素晴らしさは体感できた」「外国人観光客にも魅力ある建物にしてほしい」「木造では火災の心配がある。リスクにはこういう対応をしているということをしっかり示すべき」などの意見が述べられました。

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