愛知東邦大学

2018.12.18

キャリアインカレで「地方で夢叶えよう構想」の愛知東邦大チームが決勝大会進出 

 株式会社マイナビのMY FUTURE CAMPUS(MFC)が主催する大学生ビジネスコンテスト「キャリアインカレ2018」の準決勝が12月16日、東京で開催され、愛知東邦大学から参加した経営学部地域ビジネス学科2年生の山本玲子さん、水野真衣さんチームが決勝大会進出を決めました。
 新宿ミライナタワー内マイナビオフィスで開催された準決勝大会には、エントリ―した348チームのうち、5社が出題するテーマでそれぞれベスト8に勝ち残った40チームが出場。愛知東邦大学チーム(「チームかしこ」)が挑んだのは、自民党が出題した「地方創生を軸とした、2020年以降の日本社会を豊かにする新たなイノベーションを提案せよ」のテーマ。

 愛知東邦大学のほかに、東京都市大学から2チーム、東京理科大学、宮城大学、立教大学、東京工業大学・中央大学・東京理科大学、京都大学・北海道大学 ・東京大学・上智大学からの計8チームが、プレゼン13分と質疑応答5分間の持ち時間で決勝進出を競いました。
 「チームかしこ」は、水野さんがプロジェクター操作する画面で、山本さんがプレゼン。「まだ、東京で夢見てんの?地方で夢叶えよう構想」のタイトルで、地域にしっかりと目を向けた地方創生を発展させる仕組みづくりを提案しました。

 山本さんは、「都市でも地方でも、どこで活躍しても成功としての価値は全て同じ。だったら、地方で活躍することで日本をもっと活性化したい。私たちが変えなければいけないのは日本人の意識。地方で活躍することが最先端であるというカルチャーづくりを、自民党さんがしてくれれば日本の意識は変えられると思います」と主張し、ブランディング戦略の一つでもある、地方で活躍する「リージョナルイノベーター」(地方改革者)育成についての提案を行いました。
 会場では榊直樹学長、山本さんのゼミ指導教員である上條憲二教授、準決勝進出はならなかったものの応援に駆け付けた経営学部2年生の島袋泰志さんらも応援。審査の結果、「チームかしこ」の1位決定が発表された瞬間、山本さん、水野さんは、一瞬、信じられないといった様子でしたが、「うれしい。こうなったら決勝でグランプリを目指したい」と喜びを爆発させました。

 8チームのプレゼンに耳を傾けた榊学長は「実現性はあるがスケールが小さかったり、すでに提案されたり実践されていて新味がない発表もある中で、愛知東邦大学チームの提案は日本中を巻き込むプランで素晴らしかった」と、山本さん、水野さんの健闘をたたえていました。
 決勝大会は1月12日に東京で行われ、グランプリには賞金100万円が贈られます。
 準決勝大会参加者たちの記念写真をMFCのウェブサイトでご覧ください。

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