2017.10.25
マダガスカルの少年サッカーチームに緑の「TOHO」ユニフォーム届いた
心のこもったユニフォームありがとうございます――。独立行政法人国際協力機構JICA「世界の笑顔のために」プログラムを通じて古いユニフォームを贈った愛知東邦大学女子サッカー部に、お礼の手紙が届きました。手紙には「AICHI TOHO」のロゴ入りのユニフォームを着た笑顔のイレブンの写真データも添えられていました。
女子サッカー部は2016年にユニフォームを新調。創部以来のユニフォームをホーム用(緑)とアウェイ用(えんじ)の新デザインユニフォームに一新しました。今年になって、不要となった旧デザインのユニフォームを、JICAが実施している「世界の笑顔のために」プログラムを通じて途上国で役立ててもらおうと、大学側の了解を得て提供しました。
「世界の笑顔のために」プログラムは、開発途上国で必要とされている、スポーツ、日本文化、教育、福祉などの関連物品を提供してもらい、世界各地で活動中のJICAボランティアを通じて現地の人々へ届けようというプログラムです。
お礼の手紙によると、女子サッカー部のユニフォームが提供されたのは、マダガスカルの「MA-STAR」という少年サッカークラブチーム。写真には黄色のGKユニフォームも含めた11人がさっそく、ユニフォームなしの少年たちと一緒に練習に励んでいる様子も収められていました。
女子サッカー部の大勝志津穂監督は「男子サッカー部も同じデザインだったので、男女サッカー部とも卒業生たちには懐かしいデザインのユニフォームのはず」と話しています。大勝監督の言うとうり、男子サッカー部が2010年に2部リーグに昇格した当時の記念写真のユニフォームは、マダガスカルの少年たちのユニフォームと同じでした。
大勝監督は女子サッカー部Facebookで「本学の選手がマダガスカルに行く、あるいは、マダガスカルの少年たちが本学に来るなどしてサッカーを通じて交流が広がるといいですね」と夢を膨らませています。
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