2017.10.17
入れ替え戦に行くぞ! 愛知東邦大が21日から瑞穂球場で名商大と2部優勝戦
愛知大学野球1部リーグ入れ替え戦出場をかけた2部優勝決定戦で、Bリーグ優勝の愛知東邦大学は名古屋商科大学と対戦することが決まりました。10月14日に開催されたAリーグ優勝決定戦で名古屋商科大学が同率の日本福祉大学に4-1で勝ったためです。
2部優勝決定戦は10月21日、22日、パロマ瑞穂球場で開催され、1勝1敗となった場合は23日の予備日で決着がつけられます。いずれも午後1時プレーボールです。
名古屋商科大は1部リーグ優勝5回の実績ある名門チームですが、最近は2部リーグで、2016年は春季がAリーグ4位、秋季はBリーグ5位。2017年は春季がBリーグ2位、秋季は日本福祉大と8勝2敗でAリーグ同率1位でした。
名古屋商科大を破り初の入れ替え戦に挑みたい愛知東邦大の強みは秋季リーグで何度も見せた粘り強い強力打線。特に4番DHの角山颯(2年・東海大甲府)はBリーグ秋季打撃成績では37打数17安打.459でベストテン2位。2塁打、3塁打、本塁打をそれぞれ2本ずつ記録した長打力と、ここ一番での勝負強さも魅力で17打点はBリーグ最多でした。
ベストテンには大沢登生(2年・大垣日大)が.389で5位、石田基起(3年・東北)が.364で6位、古谷大至(3年・日大大垣)も.343で7位に名前を連ねています。投手陣もBリーグ最多の4勝をあげた米澤祐弥(鹿屋中央)や武次慶士(半田工業)、田中寛孝(鹿児島実業)の3年生トリオの粘り強さが期待できそうです。
荻巣幹典コーチは「名商大は1部リーグ復活をめざす伝統ある名門校だが、愛知東邦大はシーズン中の力を出し切れば十分に勝機はある。勝てば入れ替え戦での1部リーグ対戦校は愛知大学。ぜひ、昨年秋、入れ替え戦出場を阻まれた愛知大へのリベンジを果たしたい」と話しています。