愛知東邦大学

2026.06.09

ぺんてる画材・鑑賞講習会の授業実施

 東邦プロジェクトBでは68日、アストラム株式会社(ぺんてる)の協力を得て、図工室で画材・鑑賞の講習会を実施しました。教育学部と人間健康学部の学生12人が参加しました。
 講師は、ぺんてる流通企画部の小野寺康弘さんで、東京の本社からクレヨンやパス、パステルなどの画材、子どもの絵画作品などをお持ちいただき、画材の説明や子どもとの具体的な造形遊びの方法、鑑賞方法などをお話しいただきました。
 講習会では、まずクレヨン製造工場の動画を見ました。機械で顔料とワックスが練り混ぜられ、熱を加えて金型に流し込まれる様子や、冷えて固まったクレヨンに紙が巻かれ、最後は手作業で厳しい検品が行われる様子を見せていただきました。見た目では違いがあまり分からないクレヨンとパスですが、成分の違いや、用途の違いなどをワークシートに描くことで理解できたようです。またクレヨンとパステルを組み合わせたマジックのような絵画技法などを体験しました。
 突然、小野寺さんが図工室のガラス窓にクレヨンで落描きを始めると、学生は「え〜」と驚きの声を上げました。ガラスのようなツルツルとした物に描いたクレヨンは、ティッシュペーパーで簡単に拭き取れます。そのクレヨンの特性を活かして、「クレヨンでおさんぽ」という透明なシートに仲間と描いた線が重ならないように線を描き続ける遊びや、描いた透明なシートにボールを乗せたり、シートの裏から見たり、重ねたりして遊びを発展させる方法も教えていただきました。
 東邦プロジェクトBでは、絵画作品100点を集めた「世界子ども絵画展」(美育文化協会協力、74日〜725日開催)を企画しています。また「10mの絵を描こう!」造形ワークショップも、本学で開催する予定です。講習会の後半は、この子ども絵画展に関連して、小野寺さんが持参したウクライナやロシア、カンボジア、イタリアなどの世界中の子どもたちが描いた絵を学生と一緒に鑑賞しました。それぞれの絵の好きな部分や感じたこと、描いた子どもの気持ちや現在の姿など、想像を膨らませながらの鑑賞です。
 学生は子どもの頃に戻ったようにクレヨンで楽しそうに絵を描いたり、パステルを削ったりして遊んでいました。「クレヨン楽しい!」「子どもと一緒に遊んでみたい!」と言った声が聞こえ、クレヨンのいろいろな遊びを教えていただき感激した様子でした。
 授業の最後に、小野寺さんから「子どもたちが造形を楽しめる環境を皆さんが今後、築いていってくれたら嬉しい」と学生に期待を込めてメッセージをいただきました。また、クレヨンセットを学生一人ひとりにプレゼントしていただきました。
 この講習会で学んだことを活かして、受講学生が「世界子ども絵画展」と「10mの絵を描こう!」造形ワークショップを進めてくれることを期待しています。(教育学部教授 新實広記)

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