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学生生活

学びと実践を活かして挑戦する

学び2025.08.04

人間健康学部人間健康学科 2023年度入学

山谷 星道

怪我で陸上競技ができなくなったことから、筋トレという道にのめりこんでいったと話す山谷さん。
大学での学びとトレーニングでの実践がリンクし、日々「自分の限界を超える」ことへ挑戦し続けています。
今年は初めての大会にも出場されます!ぜひ記事をご覧ください。

陸上から筋トレへ——「できなくなった」からこそ見つけた新しい道

―本日はよろしくお願いします。まず愛知東邦大学を選んだ理由について教えてください。
管理栄養やトレーニングに関心があって、両方学べる大学を探していたんです。普通はどちらかに偏ることが多いんですけど、愛知東邦大学は人間健康学部で「食」も「体」も両面から学べるカリキュラムがあって、「ここだ!」と思い志望しました。


―もともとは陸上競技をやっていたんですよね?
そうですね。短距離が得意で、自己ベストは11秒2。県大会出場を目標にして日々練習していました。でも、ケガをしてしまって、走ることを断念せざるを得なくなって…。


―そのときは落ち込んだのでは?
正直、かなり落ち込みました。でも、リハビリの一環として取り入れた筋トレにハマっていって。「自分の体を変えていける」っていう感覚がすごく新鮮で、どんどん前向きになれたんです。そこから本格的にボディメイクにのめり込んでいきました。


―そしていよいよ、初めての大会に出場されるとのこと。いつですか?
今年の9月14日、「マッスルゲート」というフィジーク系の大会です。入学当初の体重が63kgだったんですが、増量期では80kgまで上げました。今は大会に向けて減量中で、最終的な仕上がり目標は61kgです。


―すごい増減ですね。大会出場はいつ頃から意識していたんですか?
1〜2年のときは、まだ知識も経験も浅くて、趣味の延長みたいな感じでした。だから試合に出るつもりもなくて。でも、ジムでアルバイトを始めてから考えが変わりました。プロのトレーナーや大会出場経験のあるお客さんと関わる中で、「自分も本気で挑戦したい」と思うようになったんです。


【写真:インタビュー風景】

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人間健康学部での学び

大学での学びが、自分の「理論」と「実践」を支えてくれる

―大学での授業も、今の活動に役立っていると感じますか?
すごく感じます。特にトレーニング実習などの実技系の授業はもちろん、「養護概説」や「医療概論」などの医療系の授業も勉強になっています。筋トレって、単に重いものを持ち上げればいいという話ではなくて、解剖学や栄養学、心理的な要素など、いろんな視点が必要なんです。大学の学びがトレーニングの“裏付け”になっています。


―学びと実践がリンクしているわけですね。
そうですね。だからこそ「学んで終わり」じゃなくて、「学んだことをどう自分の体に落とし込むか」を常に意識しています。学びがあるからこそ、無駄なトレーニングを避けられるし、ケガのリスクも減らせます。


―ボディメイクサークルにも所属しているとのことですが、活動はいかがですか?
週1回のトレーニングですが、仲間と情報交換したり励まし合ったりする時間が大切です。僕一人で筋トレをしていたら、ここまで続いていなかったかもしれません。特に、サークル長の山本君の存在は大きくて…すごく目標意識が高いし、周りのやる気を引き上げてくれるリーダーです。


―いい関係ですね!
もちろん、目標は“先にプロカードを取ること”ですけどね(笑)。でも、そういうライバルがいるからこそ成長できるし、サークルっていう居場所があることで、孤独にならずに頑張れます。
今年はOBの大先輩のご紹介もあってIFBBプロカードを取得している方の特別講習を受ける機会もあり本当に刺激になりました!そうした関係にも感謝ですね。


―卒業生も気にかけてくれているのは嬉しいですね!後輩からの信頼も厚いように見えますが…
本当にいい後輩たちに恵まれました。フォームを見たり、食事の相談に乗ったり、そういう関わりが自分の学びにもなります。教えることで自分の理解も深まる。だから今後も、後輩のサポートは続けていきたいです。


【写真:トレーニング風景】

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プレーヤーとして、今は「自分の限界を超える」ことが目標

―将来は、トレーナーやスポーツ系の道に進む予定ですか?
よく聞かれますが、今のところは違います。もちろん、学んだことは一生モノなので無駄にはなりませんが、今は“プレーヤーとしてどこまでやれるか”に全力を注ぎたい。将来の職業としては、食品業界や不動産など、別の分野にも興味を持っています。


―トレーニングが「仕事」ではなく「人生そのもの」みたいな位置づけなんですね。
まさにそれです。筋トレは仕事じゃない。でも、僕の価値観や生活、考え方すべてに影響を与えてくれるもの。だからこそ、自分の限界に挑戦し続けたいと思っています。


―最後に、今後の展望を教えてください。
まずは目の前の試合。減量もいよいよ本格的に入ってくるので、気を抜けません。仕上がりに納得できる状態でステージに立ちたいです。それと、来年は「FWJ(Fitness World J-p-n)」にも挑戦したいと思っています。全国規模の大会で、レベルも高い。でも、自分の成長を確かめるには、そこしかないと感じています。


―トレーニングも、就職活動も、ますます忙しくなりますね。
そうですね。でも、どれも自分で選んだ道なので、後悔のないようにやり切ります。筋肉は裏切らないですから(笑)。今後も、サークルの後輩たちと一緒に、高め合っていきたいと思います。


―本日はありがとうございました。目標に向かってストイックに突き進む姿、とても刺激を受けました!試合、心から応援しています!
【写真:プロ講習時の様子】


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