2025.05.08
教育学部「総合演習」で身体表現を学ぶワークショップを実施
5月7日LCホールにおいて、教育学部の2年生を対象とした「総合演習Ⅰ」の授業で、「劇団うりんこ」(名古屋市名東区猪子石)の川原美奈子さんをゲストスピーカーとして招き、コミュニケーション能力向上と表現を楽しむワークショップを開催しました。川原さんのファシリテーションのもと、「ジャンケン」「ついてこないで」「ストップ&ゴー」「グループでかたち」などといった身体表現によるゲーム形式のワークショップを実施しました。
ワークショップでは、身体表現を通して、コミュニケーションの基本である「伝える」「受け取る」ことの体験と体感を得る様子や、自分と他者とのイメージの違いを知り、役割分担しながら様々な表現方法を楽しむ姿が見られました。とりわけ興味深かったのは、「グループでかたち」のワークショップでした。「月の行事」「色のイメージ」などがグループごとに表現され、学生たちのもつ豊かな想像力に驚かされました。
参加した学生からは「色を使ってみんなに伝わるかをチームで考え、仲良くできたと思う。チームワークがないとできないと分かった」「どうやって子どもたちに指示を伝えれば良いのか、伝え方を学ぶことができました。これから教育現場に立った時に、今日学んだことを活かしていきたいです」「たくさんの表現の仕方があって、今日もたくさんの表現ができたので、きっと幼児たちはもっとたくさんのアイデアがあると思うと楽しみです」などと感想を話していました。
将来、保育士や幼稚園や小学校の教員をめざす学生たちにとって、「コミュニケーション能力」の向上や、伝える相手のことを意識した「表現力」などについて考える良い機会になりました。 (教育学部・白井克尚)