愛知東邦大学

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学生生活

経営学を学びクリエイターとして生きていく

学び2023.01.17

経営学部地域ビジネス学科 2020年度入学

川崎 有輝

経営学部の川崎さんが3D造形のクリエイターとしてすでに活動されていると聞き、インタビューをお願いしました。
3D造形の世界に興味を持ったきっかけを聞きながら、大学で学んでいることや進路のこともお話してくれました。

大学進学と3Dクリエイターへの夢

―川崎さんが珍しいクリエイターとしての活動をされていることをお聞きしました。3D造形の世界に興味をもったきっかけや大学進学の理由をお聞きしてもよろしいでしょうか。
大学進学は自分のやりたいこととは別に経済学を学びたいと思って進学しました。当時は地元で企画や営業の職に就きたいと考えており、愛知東邦大学は地元企業への就職率が高いと聞いたことが受験した決め手でした。
3D造形の製作に関しては、小さい頃からウルトラマンや仮面ライダーのフィギュアのおもちゃを買ってもらって、普段から立体物に触れる機会が多かったことと、中学時代にどうしても欲しいフィギュアがあったのですが15万円近くしてとても買えないので自分で石膏粘土を使って作り始めたことがきっかけです。
高校時代から活動を始めていますが、主に依頼を受けての3DCGデータの作成と3Dプリンターの出力品の作成と、僕個人の作品の販売の2つを主な活動としています。

―CGなどの技術にも精通されているんですね!
CGについては小学生の時に「プランZ」というフルCGの長編映画を観てCGというものに興味を持ち始め、そこから少しずつ知識をつけていきました。大学に入学して自由な時間やお金が増えたので本格的に勉強してみようと思い立って今に至ります。

―なるほど!そこから元々好きだった立体造形とリンクしていくんですね。
就職先や進路についてはCGデザイナーや原型師になる事を目指して勉強をしています。3年生の夏頃から本格的に関連するホビー業界やさらにはCGデザイナーなどの職に就けるように模索しています。その一方で、全く関係ない業界のインターンや説明会に行き、視野が狭くならないよう、知らない業界があるまま就活をしないようにも心がけました。
(写真:川崎さんが3Dプリンターで制作した紅芋タルトの模型)

クリエイターに必要なこと

―現在の制作活動は就職活動に直結する活動になりますね。どれぐらいのペースで制作されていますか?イベントとかにも出展されているのでしょうか?
イベントは毎年2回開催される海洋堂主催のワンダーフェスティバルというイベントでオリジナルの作品を販売しています。基本は自分一人で作品(原型)制作から塗装(ペイント)までしていますが、他の原型師の方やペインターさんから出展や共同制作のお声かけをいただいた場合やこちらから依頼した時は、一緒に参加する形をとっています。こういったイベントで企業さんからお声がけを頂いたり、就職に繋がるお話も頂いています。

―海洋堂さんは有名ですよね!そこに出展されているのはすごいですね!活動をするにあたりどんなスキルが必要になるんでしょうか?
そうですね…絵を描くこと、立体を作ること全般に言えることですが、物をよく観察してその形を適切に捉える観察眼が必要だと考えています。ソフトや3Dプリンターの知識は使っていれば次第についていきます。

―PCなどの機材やソフトウェアも必要になってきますよね?どんな感じなんでしょうか?
パソコンはゲーミングPCを改造して使っています。ソフトは主にZbrushを、3DプリンターはPhrozenのmini8kとElegooのsaturnSを使っています。

―かなり専門的ですね!ありがとうございます。
(写真:川崎さんが再現したキャラデータ)


詳しくはこちら
川崎さん出展のワンダーフェスティバル(外部リンク)

大学生活

―続いて大学生活についてお聞きしたいと思います。3Dクリエイターとしての活動と共に学業も忙しいと思いますが、大学の講義で印象的な学びはありましたか?
「専門プロジェクト」という科目があります。僕は何かを企画して実行する授業が好きです。右脳でどんどんアイデアを膨らませつつ、左脳で客観的にアイデアと企画内容をすり合わせて実現可能な具体性のある計画へと変えていくプロセスがすごく面白いと感じています。

―造形作品と同様に論理的にプロセスを積み上げていくことに楽しさを見出されているということでしょうか?
そうですね。こうした経験や視点は社会に出て役に立つスキルなのでは、と考えています。

―たしかにそうですね!では大学のお友達とどんな話で盛り上がりますか?
映画やアニメ、漫画、フィギュアの話が多いですね。就活や勉強のことについても話したりしますよ。

―フィギュアの話は深そうですね(笑) 3年生からSA(スチューデント アシスタント)のお仕事をされているとお聞きしました。SAは楽しいですか?
(※SA:有償で授業のサポートを学生が行う制度)
SAの仕事は、今まで知らなかった事や全く考えもしなかった事が学べるのですごく楽しいですね!授業資料の作成をお手伝いする事を通じて、人に何かを伝える際にいかに端的に興味を引くように、尚且つ内容がしっかり頭に残るよう情報を整理して資料にするか体験しました。仕事が難しく感じる反面、楽しかったです。
(写真:インタビュー中の川崎さん)

映画や音楽はアイデアの源泉

―大学の友達と映画のお話をされると話されていましたが、どんな映画が好きですか?
映画で好きなジャンルはSF、クライムサスペンス、ミリタリーものが好きです。マイケル・マン監督の「コラテラル」とデヴィット・フィンチャー監督の「ファイト・クラブ」がお気に入りです。

―ファイトクラブとコラテラルですか!川崎さんからすればかなり昔の映画ですよね?SFは何がお好きですか?
オススメはニール・ブロムカンプ監督の「第9地区」です。ヨハネスブルクでエイリアンを難民として受け入れてから20数年後が舞台のSF映画です。スラムと化した共同居住区「第9地区」で主人公を中心に巻き起こる一連の事件を描いています。ドキュメンタリー調の作劇とドラマの作劇の切り替えが見事でアパルトヘイトなどの社会問題を交えつつもエンタメとして昇華している見事な作品です。

―なかなかシリアスで深い作品ですよね。映画や音楽などのカルチャー的な側面もクリエイティブな活動とは関係が深そうですね。
そうですね!特にSF映画からは造形の部分で影響を受けていることはかなりあります。そうしたことも繋がってくるので音楽や映画は、幅広いジャンルや年代を聴いたり、観たりする事を心がけています。
中でも音楽は60〜70年代のポップミュージックが好きでPeter and Gordonの「A World Without Love」がお気に入りです。

―非常に興味深い楽しいお話ばかりでした。今回は忙しい中でお話を聞かせていただき、ありがとうございました!
(写真:川崎さんが作成した3Dプリント用のデザインデータ)


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川崎さんが学ぶ経営学部

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