愛知東邦大学

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プロジェクト型授業(経営学部)

成長できるかは自分次第。

学び2022.02.28

経営学部 地域ビジネス学科 2019年度入学

小嶋 優香

学内・学外問わず様々な活動やイベントに参加している小嶋さん。
これまでの体験をお話してくださいました。
是非、ご覧ください。

発信することの楽しさを体験

ー小嶋さんは在学の3年間を通して様々なイベントや活動に参加していますが、積極的に挑戦しようと思ったきっかけは?
今、振り返ってみると、1年生の時に受講した『東邦プロジェクト』という授業がきっかけだったと思います。

ーそれはどのような授業だったのですか?
私が選択した東邦プロジェクトは、『地域と連携した事業報告会』を目標として課題に取り組み、プレゼンテーションを準備するというものでした。高校生の時から、プレゼンテーションやアクティブラーニングに興味を持っていました。その授業が、私のやりたかったアクティブラーニングそのもので、与えられた課題に対して、みんなで話し合ったり、グループ毎にプレゼンテーションをしたりと、高校よりも更に主体的で刺激の多い授業でした。

ー主体的に授業に取り組んでいたのですね。プレゼンテーションの準備で大変なことはありましたか?
授業を受講している学生で、先生がランダムにグループを作っていたので、グループのメンバーは初対面の方たちが多かったです。そのグループで私はリーダーを勤めさせていただいたのですが、何かの作業が誰かに偏っている時は、意識して「私最近こればっかりやってるから、プレゼンやってもらっていい?」とか「ここだけ作ってほしい」など、できるだけみんなに割り振るようにしました。あとはプレゼンテーションに必要な情報を集めるため、学内アンケートをメールで取りました。約180人ほどの返信がありました。想像以上に集まった気がします。そういった行動も最初は不安だったんですけど、意外とやってみたらしっかり答えが返ってきて、すごく嬉しい気持ちになりました。授業を通して大変ということはなく、楽しかったです。

ー小嶋さんは発表までの過程を楽しめる方なんですね。発表はどうでしたか?
『地域と連携した事業報告会』で私たちのグループは地域貢献賞をいただきました。
自分達で試行錯誤しながら作り上げた企画に対して、良い点や改善点なども先生方からいただけて、他者に認められる感覚や次の発表に対する熱意なども芽生えました。とても良い機会だったと思います。

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経営学部のカリキュラム・シラバス

ビジネスコンテストに挑戦

ー2年生では何にチャレンジしたのでしょうか?
1年次の経験から何か課題に取り組み発表することが好きだなと再認識したので、2年生でもそのようなことにチャレンジしたいと思っていました。そんな時、手嶋先生のゼミで、先生から学外のビジネスコンテストに挑戦してみませんかと提案があり、友人の米津さんとグループを作り参加しました。

ー2年生になっても積極的ですね。初めてのビジネスコンテストはどのようなものだったのですか?
いくつかの企業がそれぞれ課題を設定し、それに対して企画を提案するものでした。私と米津さんのチームは某企業の課題『その人に合った自分を好きになるためのサブスクリプションサービス』に取り組みました。

ー難しそうですね。準備するうえで意識したことはありますか?
学外のビジネスコンテストということで、根拠づけの部分が重要になってくると思い、その点をより意識しました。私たちは「その人に合った自分を好きになるためのサブスクリプションサービス」という企画を考え、ターゲットを高校生に据えていたので、隣接する東邦高校でアンケートを取り、その結果を企画に反映しました。これは私たちの中でも頑張ったなって思います。

ー素晴らしいですね!学外のビジネスコンテストに参加してみていかがでしたか?
有名大学の学生と戦ったときに、プレゼンのレベルや考え方、論の組み立て方などが違っていて、かなり考えさせられました。そんな考え方もあったのかと、とても勉強になりました。自分たちも更に高みを目指そうという熱意がわいてきましたね。結果は残念でしたが、次負けたくなくね?みたいな。笑
ちなみに、この時の企画をこのまま眠らせておくのも勿体ないと思ってくださったのか、手嶋先生が、「地域と連携した事業報告に出しなよ」と言って下さり、2年次も『地域と連携した事業報告会』に出場しました。プレゼンの内容は完全に頭に入っていたので、難なく発表できました。そしたら優秀賞をいただきました!

ーそれだけ熱を込めて取り組んでいたということですね。とても素敵なことだと思います。

 

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共に頑張った米津さんの記事

様々な体験をこれからの糧に。

ー3年生の時にも、何か活動に携わっていましたよね?
はい。センキョ割という活動に携わっていました。

ーセンキョ割に携わろうと思ったきっかけは?
卒業生の松井健斗さんとの出会いです。授業でゲストスピーカーとしていらっしゃいました。その時にセンキョ割という活動を知って、コロナの影響で学生生活らしいことができていなかったこともあり、参加しました。
また、自分で発信して何かを伝えるっておもしろいな、そういう力を更につけてみたいなと思い、センキョ割の実行委員長に立候補しました。ちなみに副委員長は米津さんです!
今後は他大学の学生も巻き込んで活動をしたいと考えていますが、まずは愛知東邦大学の学生で基礎を固めたいと思っています。

ー何事にも臆せず挑戦されていますね!センキョ割は学外での活動がメインだったと思いますが、いかがでしたか?
毎日が不安でした。企業の方々とやり取りをすることも初めてのことでしたし、私たちの活動を知っていただき、協賛していただくためにも40社ほどに訪問しました。ほとんどの企業がNGでしたが、多くの企業の方が耳を傾けてくださりました。

ーセンキョ割の活動を説明した際、企業の方はどのような反応でしたか?
ある企業の方からは「協力して、私たちにどのようなメリットがあるのですか?」と指摘を頂いました。訪問した際、自分たちの活動内容にばかり意識がいっていました。「私たちはこういう活動をしていて…」、「若い人に選挙に行ってほしくて…」と、自分たちの気持ちばかり話していました。そんなときに、「私たちにどんなメリットがあるの?」と指摘をいただいた際、はっとしました。

ー大きな気づきを与えてくださったのですね。
そうです。協賛していただける企業にどのようなメリットがあるのかを具体的に考え、伝えることが重要だと気づきました。その企業の方は、「今すぐには答えも出せないし、もう一度しっかり内容を考えて来てください」と再チャレンジの機会を与えてくださりました。とても勉強になる機会でした。

ー経験から得た学びは大きな財産ですね。
はい。センキョ割といった学外での活動や大学生活を通して、主体的に挑戦することや根拠を持って企画を発信すること、探究することの大切さなど、様々な学びがありました。4年次、さらに社会に出た際には、今まで培ってきたものをしっかりと発揮したいと思います。

ーぜひ、頑張ってくださいね!

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センキョ割の詳細

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