愛知東邦大学

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授業(教育学部)

小学校教員という夢をめざして。

学び2023.03.13

教育学部 子ども発達学科 2020年度入学

柴田 拓人

教育学部に所属する柴田 拓人さん。
授業も熱心に参加し、小学校教員になるという目標のために日々頑張っています。
教育学部での学生生活や教員採用試験に向けての準備など、お話を伺いました。
是非ご覧ください。

教育学部に進学

―教員をめざしたきっかけをお聞かせください
高校生になるまでは、スポーツインストラクターになりたいと思っていました。でも、高校生になり、学年が上がるにつれて、教えることの楽しさに気づいて教員をめざしてみようかなと考えて、先生に相談したところ、「お前なら向いているんじゃないか」といってもらえたこともあり、教員をめざすようになりました。

―教える楽しさはどのようなことで感じたのですか?
高校で友達と勉強をしているときに、偶然自分が分かる問題で、その問題を友達に教えたところ、「めっちゃ分かるようになった!ありがとう!」と言ってくれたときに、嬉しかったことが印象に残っています。

―良い体験ですね。
そこから何かを教えることって楽しいな、面白いなと思い、どうやったらもっと分かりやすく伝えらるんだろうと考え始め、高校3年生の頃に本格的に教育学部をめざしました。

―教員としては小学校、中学校、高校の選択肢がありますが、その時から小学校の先生をめざしていたのですか?
子供が好きだったということもあり、小学校の先生が一番向いていると考えたので、小学校の先生をめざしました。

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教育学部の特徴

大学での学び

―教育学部に進学してからはどのように過ごしていましたか?
教員になることを志して教育学部に進学したものの、高校時代と比べて自由な時間が多くなったこともあり、大学1年生の頃は、なんとなく過ごしてしまいました。でも、進級するごとに自分の将来が明確になり、授業も熱心に取り組み、小学校全科の教育法の授業では、模擬授業を行うので、楽しかったですし、先生になる自覚が芽生えたりと、かなり自分の力になったと思います。

―小学校で教える全科目の教育法は、それぞれのポイントが違うのですか?
そうですね。
それぞれに指導要領があって、到達目標に合わせて、教え方も違ったりするので難しいですね。

―なるほど。初めての模擬授業はどうでしたか?
初めての模擬授業は国語の授業で、「詩」の模擬授業だったんです。「いや、詩ってどうやって教えるの?」と分からないことだらけでした。小学生の当時を思い出して、先生の偉大さに改めて気づきました。でも、いざ授業の内容を考えていくと、「ここの単語がわからないな、どうしてこれはこのように綴られてるんだろう、これは上から読むだけじゃ伝わらないけど、読み切ってから、こういう順番で読むと伝わる」ということに気づくことができ、それを取り扱うと、みんな「なるほどね!」と反応してくれて、とても嬉しかったです。生徒役は学生でしたが楽しく勉強してくれる姿や何かに楽しそうに取り組んでいる姿を見ると教員になるために勉強するというモチベーションにもつながりました。

―模擬授業を経て先生になる志を改めて確認できたのですね。小学校への実習は4年生からですか?
そうですね。これからです。僕は愛知県の志望なので、今はどこの小学校で実習を行っていただけるか、実習先を決めていただいている段階です。なので具体的な準備という準備は、まだしていないです。教員採用試験の前に教育実習があるので、そこでしっかりと備えますが、準備期間も含めて1ヶ月ぐらい、教員採用試験の対策に割く時間が少なくなるので、辻先生は今のうちにしっかりと教員採用試験の勉強を頑張りなさいとみんなにおっしゃっていました。なので春休み期間も特別講座でしっかりと勉強しています。

―なるほど。3年生から4年生にかけては大変な時期ですね。

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教育学部の授業

教員採用試験に向けて

―教員採用試験に向けて特別講座で頑張っていますね。なぜ特別講座を受講しようと?
特別講座は強制ではなく任意の講座なのですが、僕は今まで推薦で進学してきたので、自分で勉強強することが苦手ということもあり、勉強する場を設けることが自分にとって一番必要だと思ったのと、特別講座の説明会で「やる気がある人は大歓迎です!」と担当の辻先生からいっていただけて、「よし、やろう!」となり、受講しました。

―素晴らしいですね。特別講座は教員採用試験に向けて筆記試験や面接の対策を行っているのですか?
そうですね。最近は筆記試験対策が中心です。

―筆記試験は小学校で教える教科が中心なのでしょうか?
科目と指導要領や教育に関する法律の問題も出ます。なので勉強する範囲も広くて大変です。教科に関する問題は、総合問題みたいなもので、例えば1、2問は算数、3問に社会、4問に国語、5問に英語のように、いろんな割合で出題されます。自治体によって傾向があるので、志望する自治体に合わせた対策を行っています。

―しっかりとした対策が必要なのですね。勉強に対するモチベーションはどのように維持していますか?
教育部に所属していると、周りのみんなが目指しているので、それに引っ張られながら、自分も頑張るぞと、気持ちを奮い立たせています。それと、辻先生が「やるぞ!」と焚きつけてくださって。辻先生がいらっしゃらなかったら、自分はモチベーションを保てず、全くできていなかったと思います。本当に辻先生の存在は、大きく、とても感謝しています。

―熱心に指導してくださっているのですね。
そうですね。熱いです笑
今思い返すと、小学生から高校生までも熱い先生に出会ってきたと思います。
なので熱心・熱血な先生に指導いただく方が、僕の場合は「やるぞ!」という気持ちになります。多くの先生方に支えられてきたと感じます。

―先生との出会いもあり頑張れているのですね。将来はどのような教員になりたいですか?
勉強が得意、不得意は関係なく、クラスにいることが楽しい、学校にいくことが楽しいと児童のみんなに思ってもらえるようなクラスや学年作りができる教員に、また他の先生や保護者の方々とも良好な関係を気づくことができる教員になりたいと思います。

―お話しいただき、ありがとうございました!

(写真:お世話になっている辻先生と。)

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