愛知東邦大学

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内定報告

消防士の夢を諦めず、精一杯の努力を。

就職活動2022.09.12

経営学部 地域ビジネス学科 2019年度入学

吉森 海心

幼いころから消防士になることが夢だった吉森さん。
学部の学びと硬式野球部の活動を両立しながら、消防士になるという夢を叶えました。
是非ご一読ください。

学生生活について

ーまずは経営学部を選んだ理由をお聞かせください。
高校では野球中心でいたので、進路を選択する際に明確に決まっていたわけではなく、経営学部・人間健康学部・教育学部の3学部の中で何に興味があるのかを考えた時に、経営学部で学ぶことは将来働く際に必ず活きると思い、経営学部を選択しました。

ー実際に経営学部に入学してみてどうでしたか?
経営に関する専門用語やマーケティングに関する知識などが、少し難しいなと感じることもありましたが、面白いことが多かったです。また、経営学部ではプレゼンテーションの機会も多くあり、プレゼンテーションに対して高く評価をいただいた時はとても嬉しかったです。しっかりと授業を受けていたので、今では卒業に必要な単位はあと数単位ほどです。

ー素晴らしいですね。ゼミは杉谷先生のゼミに所属しているとお聞きしましたが、どのようなことについて研究しているのですか?
スポーツビジネスについて研究しています。僕はそのなかでも野球に焦点をあて、野球がもたらす経済的影響を調べています。今は卒業レポートに向けて頑張っています。

ー身近だった野球と経営の学びを繋げているんですね。大学でも野球は続けたのですか?
はい。もともと大学の硬式野球部の監督から声をかけていただいていたので、大学でも野球を続けました。

ー硬式野球部に所属しながらも学部の勉強を頑張っていたんですね。一日のスケジュールはどのような感じだったのですか?
1・2年生の頃は授業も多かったので大変でした。しっかり授業を受けた後、4限終わりの16時10分から大学のバスに乗り、グラウンドに行き、21時ぐらいまで練習をします。なので、帰宅時間も遅かったですね。練習がないオフの日は基本的に月曜日だけだったので、なかなかハードだったと思います(笑)。

ー体力勝負だったんですね!

写真:杉谷先生の研究室にて

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経営学部の教育内容・特色

消防士をめざして

ー改めて消防士合格おめでとうございます!
ありがとうございます!

ー消防士にはいつから興味があったんですか?
テレビで阪神淡路大震災の追悼ニュースを目にし、何か減災に係わることが出来ないかと考えた時に、消防士しかないなと小学校・中学校の頃から思っていました。でも、本格的に消防士を目指したのは、大学3年生で硬式野球部を引退したときでした。それまで頭の片隅には消防士になりたいという夢はありつつも、野球に専念していたので、なかなか本腰をいれて向き合うことができていなかったです。

ー硬式野球部の引退を機に夢に向き合ったんですね。消防士になるためには公務員採用試験の対策も必要だと思いますが、いつ頃から準備を始めたのですか?
勉強し始めたのも、3年生で硬式野球部を引退してからでした。そこから予備校に通い始めて、大学とダブルスクールをしていました。引退した11月から、採用試験がある6月まで半年間しかなく、予備校に入ったときは模試の成績も最下位でかなり焦りましたね。なので、1日15時間くらい朝から晩まで勉強していました。

ー1日15時間勉強はすごいね!
予備校の方にも、一番勉強していたと言われました。
その努力が実を結んで、最終的には合格をいただけたので、とても嬉しかったです。

ー勉強は自宅でやっていたの?
予備校の自習室や大学の図書館で勉強していました。
また、大学では、先ほどお話した杉谷先生もサポートしてくださったので、とても感謝しています。

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これからについて

ー4月から消防士として勤務ですね。緊張しますか?
緊張というよりは、夢であった消防士として働くことができるので、楽しみです。
また、4月からすぐに任務につくのではなく、まず半年間は消防学校で様々な訓練をおこない、その期間が終わったのち、配属先が決定し本格的に消防士として任務につきます。

ーなるほど。では最後に、どのような消防士になりたいかお聞かせください。
地域の方に信頼される消防士になりたいと思います。
例えば、減災のために家具の固定方法などをお伝えする戸別訪問の際に、地域の方々としっかりとコミュニケーションをとり、安心していただけるようにしたいです。
また、消防士同士の信頼関係もとても重要だと思っているので、職場でも積極的にコミュニケーションをとり、関係性を築き上げていきたいです。

ー素晴らしいですね。吉森さんのご活躍を心から応援しています!

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