愛知東邦大学

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授業(人間健康学部)

トレーナーを目指しながらも、様々なことにチャレンジ。

学び2023.03.06

人間健康学部 人間健康学科 2020年度入学

渡邊 千尋

人間健康学部 人間健康学科に所属する渡邊 千尋さん。目標とするスポーツトレーナーの資格取得のために日々勉強しながら、女子バスケットボールでの活動や授業等、精力的に活動しています。インタビュー中も楽しそうにお話いただく姿が印象的でした。
是非、ご覧ください。

学生生活について

―まずは人間健康学部に進学しようと思ったきっかけをお聞かせください
将来トレーナーになりたいと思っていたので、トレーナーの勉強ができるところを軸に進学先を探していたところ、スポーツ・音楽推薦入試で声をかけていただいたこともあり、愛知東邦大学の人間健康学部に進学しました。

―トレーナーを目指したきっかけは?
高校2年生の頃に大きな怪我をしたことがきっかけです。その怪我は自分としてはとてもショックな出来事でした。1年生では頑張って身体づくりをし、2年生になって思うように体が動いてきたり、プレーを一生懸命できる時期だったので。その時から、しっかりと知識をつけてトレーニングをしていたら、もしかしたら怪我を防げたかもしれないと思い始めました。高校でのスポーツというのは、小さい頃からスポーツを続けてきた人達にとっては一番大きな区切りだと思っています。高校卒業後は進学や就職等で競技を止めてしまう選択が出てくる中で、怪我で試合に出られないという悔しい想いを自分以外にして欲しくないと思って、トレーナーとして自分が助けられたらなと思ってトレーナーを目指し始めました。

―素晴らしいですね。自分の経験から目標を決めたのですね。勉強の方はいかがですか?
全部難しいです(笑)
資格用の教科書も5センチくらいの分厚さで、びっくりしました。今は資格対策用の問題集と照らし合わせて使っています。

―トレーニングメニューを考えるような授業もあるのですか?
ありました。その授業では、対象が誰なのか自分で決めて、その人たちは何が問題なのか設定して、メニューを考えました。私の場合は対象を女子バスケットボール選手にしてオフシーズンの練習と身体づくりのメニューを考えましたね。

―所属している女子バスケットボールの環境を活かしたのですね。女子バスケットボール部での活動はいかがですか?
今年はラストイヤーなのですごく力を入れて頑張っています。新年には目標も立てました。その一つに、「勝ちにこだわる」があります。例えば練習の中の試合や、他校との練習試合であっても、全力で勝ちに行く。どれだけ点差がついたとしても、10分休憩のとき、次はこうやって攻めようねとか守ろうねとかしっかりと話し合い、負けたとしても、その練習後にしっかり話し合うことを意識してます。

―大切なことですね。資格の勉強も部活動も頑張ってください!

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人間健康学部での学び

学部の学びを越えた体験

―2月に『地域と連携した授業・活動報告会』に出場していましたね。渡邊さんはどのような内容の取り組みを行なったのですか?
犬山にある日本モンキーセンターに、クラウドファンディングを介して、エアコンの寄贈を行ないました。

―面白い取り組みですね。クラウドファンディングをしようと思ったきっかけは?
東邦プロジェクトという授業を受講したことがきっかけです。トレーナーを目指して勉強していましたが、視野を広げて他の経験もしたいとも思っていたので全学共通のその授業を受講しました。授業ではクラウドファンディングを取り扱っていて、クラウドファンディングを実際に実施してみましょうっとなったんです。

―授業から発展したのですね!モンキーセンターを選んだ理由は?
まず地域貢献のためにプロジェクトをしようと思い、私の地元の周辺で何ができるんだろうと考えたときに、ニュースや新聞で、モンキーセンターが燃料費の高騰等で運営が大変ということを目にしたからです。実際サイトを見てみたらいろいろ寄付のお願いが掲載されていて。そこで暮らす動物たちが快適にとは言わないけれど、それに近い環境で過ごすことができるようにお手伝いしたいと思ってモンキセンターに決めました。

―素晴らしいですね。クラウドファンディングを開設するまでに、どのような準備が必要だったのですか?
まずモンキーセンターにプロジェクトの承諾を、寄贈品のエアコンメーカーにサイトへの掲載承諾をいただくことから始まりました。モンキーセンターへは直接訪問し、企画書をお見せしながらプロジェクトの概要を説明させていただきました。エアコンメーカーにはメールと電話で連絡し、プロジェクトの説明をさせていただきました。承諾をいただいた後は、クラウドファンディングのリターンを考え、リターンとしては動物たちの写真データとA4カードとポストカードの三つを用意しました。

―多くの工程があったのですね!
あとはエアコンの費用、リターンの制作費・送料、クラウドファンディングの手数料等を計算した上で、クラウドファンディング目標金額を設定しました。

それを全てお一人で実行したんですね!すごい行動力ですね!

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日本モンキーセンター

クラウドファンディングを経て

―クラウドファンディングの目標金額は達成出来ましたか?
目標金額は達成できたのですが、達成の早さに驚きました。最初、私は1ヶ月かけてやっと集まるぐらいだと思っていたんです。ですがなんと、クラウドファンディングの支援ページを1月の頭に公開して、公開から4日間で達成することが出来ました。あまりの早さに本当に驚きました。

―驚異的なスポ―ドですね!多くの方が支援にご協力くださったのですね。何か告知とかもされたのですか?
クラウドファンディング用にTwitterを開設して、こういった寄付を行ないますと発信していました。リターンはこのような物を用意していますとか、今日はモンキーセンターに行ったので写真を共有しますというのを毎日更新すると、多くの方がその投稿を見てくださって、中にはフォロワーのとても多い方がリツイートしてくださって。多分そこから寄付してくださった方が多かったと思います。

―そうだったのですね。エアコンはいつ取り付けられるのですか?
その打ち合わせを2月26日に行ないました。3月28日頃に設置される予定です。

―目標を達成した後も、様々なやり取りが続いてるんですね。
そうなんです。寄付いただいた方へのリターンも3月の上旬と言ってるので、これからリターンを制作し、1つずつ包装してお届けします。

―素敵な取り組みですね。エアコンの設置には立ち会うのですか?
設置の際はぜひ写真を撮ってくださいとモンキーセンターの方に言っていただけたので、設置してる様子を写真に撮って、クラウドファンディング内に活動報告を掲載しようと思っています。

―取り組みもすごく楽しそうにお話しされていますね。
高校の頃は本当に毎日部活しかしていなかったので。
大学に入学してからは部活や授業も頑張っていますが、自由な時間が増え、色々なことに挑戦したいなと思って過ごしているからですかね。すごく楽しいです。

―お話しいただき、ありがとうございました!

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目標達成!クラウドファンディング

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