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授業(人間健康学部)
サッカーとともに学びを深める
学び/2025.05.26
人間健康学部人間健康学科 2024年度入学
伊藤 風立
小学校のころより続けているサッカーで大きな怪我を経験したことからトレーナーという職業に関心を抱き、人間健康学部へ入学された伊藤さん。高校のスポーツ探究科で身に着けた知識が現在の学びにつながっていること、サッカーを続けながら取り組んでいることについてお話頂きました。ぜひ記事をご覧ください。
サッカーを続けて
―サッカー部に所属されていますが、サッカーはいつ始められたのですか?
兄がサッカーをしていた影響で、兄と同じサッカースクールに入り小学校1年生のときからずっと続けています。父が兄のサッカーに対して昔から熱心だったこともあり、自分もその影響を受けたように感じます。中学校では地元のクラブチームに所属していました。
―高校でもサッカーを?
はい、サッカーを続けるために静岡の高校に進学しました。
しかし、3年生のはじめに左膝の前十字靭帯を大けがしてしまいました。
現在は復帰してプレー出来るようになりましたが、怪我の影響があり今でも恐怖心は残っています。
―怪我をされたとのこと、大変でしたね。伊藤くんが練習後に自主練習をしているとお聞きしました。
そうですね、練習後に時間があればですが自主練習を積極的に行っています。同級生の一人がとても熱心に取り組んでいて、感化されたことがきっかけです。彼の練習相手を務めながら、自分もその中で得られるものを得たいと思って取り組んでいます。シュートが得意ではないので自主練習で精度をあげて、試合で決められるようになりたいと思っています。
―今後、サッカー部での活動における目標を教えてください。
途中出場でもいいので試合に出て、自分のポジションを確立することが目標です。
【写真:サッカー部での練習の様子】

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- 愛知東邦大学男子サッカー部
高校と大学での学びの繋がり
―本学の人間健康学部に入学した理由を教えてください。
サッカーを長く続ける中で怪我を経験し、トレーナーの方にお世話になる機会が多くありました。その経験を通して高校時代にトレーナーという職業に関心を抱くようになりました。またトレーナーの知識は今後の自分に役立つものであり、学んで損はないものだと感じ、進学を考える上でトレーナーについての知識を得られる愛知東邦大学の人間健康学部を選択しました。
また大学進学を検討する際に、小学校の時にサッカーを教えてくれた方とサッカー部の監督である石渡靖之先生に繋がりがあり、愛知東邦大学を知るきっかけになりました。
―高校はスポーツ探究科に在籍されていたとのことですが、高校での学びは人間健康学部での学びに繋がっていると感じますか?
はい、高校では心身を鍛えるとともに、スポーツを科学的・理論的に学ぶことができるスポーツ探究科に在籍していました。筋肉や身体に関する知識を高校で学ぶことができ、その学びがいま、大学での学びに繋がっていると感じています。主に解剖生理学などは通ずる学びが多いなと思います。
―ゼミはいかがですか?
トレーナーについて深く学べると思い、萩原先生のゼミに所属しています。
萩原先生は優しくて接しやすい方だなと感じています。
―自分のためになっていると感じたり、興味深い授業はありますか?
芝先生の「トレーニング実習」が印象に残っています。スクワットやフォーム、ダンベルなどのウェイトトレーニングを中心に基本的なトレーニング種目の動作が習得出来ました。独自でトレーニングをやろうとなると精度が落ちてしまうため、学ぶことが出来て良かったと感じています。
あとは中野先生、萩原先生の「解剖生理学」は覚えることが多くテストも大変でしたが、高校での学びとのつながりも感じられ印象に残っています。

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- 人間健康学部での学び
オフの時間を活用する
―現在は実家から学校へ通っていますか?
はい、現在は実家に住んでいます。家が遠い為、毎朝サッカー部の朝練習に合わせて始発で通学しています。
―朝練習もあるので毎朝とても大変ですね。部活動で時間をつくることが難しいかと思いますがアルバイトなどもされていますか?
はい、アルバイトはしていますが、部活の練習が忙しいためあまり入れていません…。
―お休みの日はどのように過ごされていますか?
サッカー部は月曜日が毎週オフなのですが、オフの日にサッカー部のメンバー6人程で集まり、石渡先生の研究室でマネージャーが撮ってくれた動画を、それぞれが気になる部分で担当を分け、改善点等を動画にテキストで打ちこみ編集作業をしています。動画は最終、みんなで見られるようにサッカー部のグループラインに投稿しています。
―オフの時間を使って分析されているのですね!
サッカー部に入ってすぐに石渡先生から「月曜日に研究室に来て欲しい」と声をかけてもらったことがきっかけで、動画分析をするようになりました。最初は声をかけてもらったことがきっかけでしたが、実際にやってみると普段プレーしている角度とは異なる角度から動きを見ることが出来て、サッカーのIQがあがったように感じています。
―真摯に取り組む姿が素晴らしいです。今後の伊藤さんの活動を応援しています!
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